先日、久々に白金の自然教育園に行った。ブラリと散策するために。
ちょっと精神的に疲れていたので、無性に自然に浸りたくなったから。
ここは、都心でありながらも、都心にいるということを一瞬忘れさせてくれる場所だ。
自然がたっぷり残されており、大木、森、土塁、湿原、池、沼、森の中の散策道、そして多数の生き物たち。
どこかの田舎に来たような気分になれる。
ちょっとした、都会のオアシスとでもいえるだろう。
一瞬の旅・・・そんなことを感じさせてくれる場所だ。
国木田独歩の作品に「武蔵野」という随筆がある。そこで描かれた古き良き武蔵野はとうに消え失せたが、どっこいこの自然教育園では、独歩の描いたような武蔵野が残っているような感がある。
そんな気にさせられる場所である。
実はこの自然教育園、私にとっては子供の頃からお馴染みの場所で、何度も来ている。お気に入りの場所のひとつ。
だから、中がどうなっていて、どんな風景があって、どんな散策コースがあって・・などということは頭に入っている。
で、基本的に、中の様子は私が子供の頃に来た時と変わらない。
だから、来るとちょっとした田舎帰りをしたような気になる。
都心には自然が少ない。そんな中で暮らしていて、無性に自然の中に身をおきたくなった時、ここに来る。
ブラッとね。
森の中にいると、ここが都心だとはとうてい思えないのだが、池の前などに出て森を遠景で見ると、森の向こうに高いビルが建っているのが見える。そんな光景を見ると、ここはやはり都心なんだなあ・・と思い、現実に引き戻される。
奇妙な光景でもある。
ここの散策道を歩いてると、この白金一帯も大昔はこういう自然が溢れる場所だったんだろうな・・と思う。
そんな時、東京の・・いや江戸前の昔の姿に思いを馳せることになる。
園内は広からず狭からず。
普通に歩けば1時間くらいで一周してしまうだろう。スタスタ歩けば1時間もかからぬうちに散策し終わってしまうかもしれない。でも、それじゃ味気ない。ゆっくり自然に包まれながら、2時間くらいは居たい。
森の中の大木に感心し。
森の中の散策道に癒され。
池の前の椅子に座り、池を眺め。
池の水面が揺れる時は、そこにきっと何かがいる。
ちょろちょろ流れる小川を見つめ。
湿原の中を通る道をゆっくり歩きながら、観察し。
時には、池にかかる橋で和み。
そんな風に味わいながら楽しみたい場所だ。
で、よくもまあ都心にこんな場所が残されているもんだ・・と感心し、一瞬の小さな旅を心の中で感じながら歩けば、更に良い。
探せば色んな生き物もいる。そんなのを探すのもまた良い。
遠くに出かけなくても、小さな旅がここにある。ひっそりと佇んでいる。
やはりここは・・私のお気に入りの場所。そして、空間。
以下のページに、行き方などが記されていますので、参考になると思います。
↓
http://www.ins.kahaku.go.jp/int/guidemap.html
ちょっと精神的に疲れていたので、無性に自然に浸りたくなったから。
ここは、都心でありながらも、都心にいるということを一瞬忘れさせてくれる場所だ。
自然がたっぷり残されており、大木、森、土塁、湿原、池、沼、森の中の散策道、そして多数の生き物たち。
どこかの田舎に来たような気分になれる。
ちょっとした、都会のオアシスとでもいえるだろう。
一瞬の旅・・・そんなことを感じさせてくれる場所だ。
国木田独歩の作品に「武蔵野」という随筆がある。そこで描かれた古き良き武蔵野はとうに消え失せたが、どっこいこの自然教育園では、独歩の描いたような武蔵野が残っているような感がある。
そんな気にさせられる場所である。
実はこの自然教育園、私にとっては子供の頃からお馴染みの場所で、何度も来ている。お気に入りの場所のひとつ。
だから、中がどうなっていて、どんな風景があって、どんな散策コースがあって・・などということは頭に入っている。
で、基本的に、中の様子は私が子供の頃に来た時と変わらない。
だから、来るとちょっとした田舎帰りをしたような気になる。
都心には自然が少ない。そんな中で暮らしていて、無性に自然の中に身をおきたくなった時、ここに来る。
ブラッとね。
森の中にいると、ここが都心だとはとうてい思えないのだが、池の前などに出て森を遠景で見ると、森の向こうに高いビルが建っているのが見える。そんな光景を見ると、ここはやはり都心なんだなあ・・と思い、現実に引き戻される。
奇妙な光景でもある。
ここの散策道を歩いてると、この白金一帯も大昔はこういう自然が溢れる場所だったんだろうな・・と思う。
そんな時、東京の・・いや江戸前の昔の姿に思いを馳せることになる。
園内は広からず狭からず。
普通に歩けば1時間くらいで一周してしまうだろう。スタスタ歩けば1時間もかからぬうちに散策し終わってしまうかもしれない。でも、それじゃ味気ない。ゆっくり自然に包まれながら、2時間くらいは居たい。
森の中の大木に感心し。
森の中の散策道に癒され。
池の前の椅子に座り、池を眺め。
池の水面が揺れる時は、そこにきっと何かがいる。
ちょろちょろ流れる小川を見つめ。
湿原の中を通る道をゆっくり歩きながら、観察し。
時には、池にかかる橋で和み。
そんな風に味わいながら楽しみたい場所だ。
で、よくもまあ都心にこんな場所が残されているもんだ・・と感心し、一瞬の小さな旅を心の中で感じながら歩けば、更に良い。
探せば色んな生き物もいる。そんなのを探すのもまた良い。
遠くに出かけなくても、小さな旅がここにある。ひっそりと佇んでいる。
やはりここは・・私のお気に入りの場所。そして、空間。
以下のページに、行き方などが記されていますので、参考になると思います。
↓
http://www.ins.kahaku.go.jp/int/guidemap.html