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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ソノシートから音が出た付録

2011年12月10日 | 懐かしい系、あれこれ

子供時代に読んでた月刊誌は、なんといっても付録が魅力で、毎月の最大クラスの楽しみであった。

色んな付録が・・・あった。

なかでも、忘れられない付録のひとつに、ソノシートがあった。

紙製の付録が全盛の時代に、実際に音が出るソノシートが付録についた時、当初は驚いたものだった。

なんて豪華な付録なんだろう・・と思って。

付録のソノシートは、通常のソノシートよりもはるかに小さく、それこそドーナツよりも小さいサイズのもあった。

で、通常の市販ソノシートよりも薄くて、ペラペラであった。かなりチープ。

だが、音が記録されているのに違いはない。ソノシートは通常は300円近い値段で(絵本つきで)売られていたから、付録でソノシートがつくこと自体が驚きだったのだ。

 

だが・・ソノシートが付録についた時も驚いたが、さらにそのソノシートから実際に音がでるプレイヤーが付録についた時は、もっとびっくりした。

プレイヤーといっても、しょせんは付録。紙製の組み立て付録だった。

やや厚めの紙に、レコードプレイヤー風の絵が描かれており、パーツを差し込んだり、折ったりして箱状の形で完成。

気分だけはレコードプレイヤー・・・と言いたいところだが、しょせんは紙に描かれたシロモノ。

チープ度全開(笑)。

で、紙製のアームもあり、ソノシートを鳴らすためのレコード針もついていた。

この紙製のプレイヤーに、大事な市販レコードをかける気はさらさらなかった。

そんなことしたら、大事なレコードが傷んでしまいそうだったから。

なので、その紙製プレイヤーにかけるのは、もっぱら付録の「ミニミニソノシート」だけだった。

まあ、ミニミニソノシートがチープだったからこそ、痛んでもさほど気にならない気はしたから、その紙製プレイヤーでかけてもよかったのだろう。

で、問題はレコードをまわす動力源。

もちろん電気など使えない。

どうゆう原理で紙製のプレイヤーにソノシートを乗せて回す仕組みだったのかは、よく覚えていない。

もっぱら私は、手動でソノシートを乗せた円盤を回していたように思う。

だが、手動で回すものだから、その回転周期にはムラができる。

安っぽいソノシートからはわずかに音が出てはいたが、はっきり言って聴き取りは難しかった。

 

なので、結局は、そのおまけのソノシートを、家庭にある普通のレコードプレイヤーに乗せて聴いていた。

こうすると、しっかりと音源が聴こえた。

音質は最悪だったけど、子供には、主題歌さえ聴ければそれでも十分お得感があった。

そういう意味じゃ、私は安上がりな少年であった(笑)。

 

 

 なお、写真は、実際に月刊誌「少年」についた「ソノシート&プレイヤー」の付録の写真。

なにやら、紙製のアームがゴツい。

アームの先端の丸くなってる部分の先っぽに、音を拾うための「針」が装着されていた。

これ、私も組み立てた覚えがある。

どうだろう?

普通のレコードやソノシートなどを、これで聴こうという気には・・・なれないでしょう?盤が痛みそうで。

 

まあ、でも。

ちゃんと主題歌が収録されているソノシートが、付録としてついただけでも、豪華感は大きかった。

 

 


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