時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

絵になるギター

2011年12月13日 | 音楽活動

我が家にあるギターで、一番ステージ映えするギターは、どれだろう。

そんなことをたまに考えることがある。

ライブなどで人前にでてギターを弾く以上、ギターのルックスはけっこう大事だと思っている。

エレキは、その構造上、ボディシェイプがアコギよりも自由度が高い。

エクスプローラー、ファイヤーバード、モダーン、ムーンサルトなどのボディシェイプは、アコギでは無理だろう。

やってやれないこともないと思うが、生音を響かせるという意味合いにおいて、無理もあるような気がする。

以前、楽器ショーで、フライングVのようなボディシェイプのアコギを見たことがある。

見た目でインパクトは絶大だったが、ボディがエレキよりも厚い分、抱えて弾くと弾きにくそうな気もした。

やはり、ああいう形状はエレキならではなんだろうね。

昔、エレキには、アメリカ合衆国の形のボディシェイプのエレキもあったが、あれなどはアコギじゃまず無理だろうなあ。

 

ともあれ、我が家にあるギターではどれが一番ステージ映えしそうか・・という話に戻るが、ステージ映えという意味では我が家のギターではJ-200が一番かもしれない。

なにより、ボディのカラーが赤。この「赤」という色がアコギとしては普通っぽくなくて好き。

 ジャンゴ風ののセルマー・マカフェリ系の「オーパルホールモデル」も「D型サウンドホールモデル」も悪くないが、最近この手のジプシーギターはけっこう一般的になってきており、楽器屋でもよく見かけるようになったしなあ。

ジプシータイプのコピーギターを最初に楽器屋で見かけたのは・・・もう25年以上も前。

その頃は、ジプシータイプのギターはほとんどどの楽器屋でも見かけなかったから、その頃にジプシータイプのギターを持って人前に出たらインパクトあっただろうなあ。

 初めてジプシー系ギターを見かけた時、作りはけっこうチープだったけど、そのルックスに惹かれて、衝動買いしてしまったっけ。

でも、そのギターは一度もライブでは使われることなく、売却してしまった。

その後、もっとしっかりしたジプシー系ギターに買い替えたけど、中々ライブで使う機会はないままだ。

 

それ以外では、マーチンのシュタウファーモデルなども個性的。

とはいえ、マーチンとしては個性的という意味で、現在さまざまなデザインのエレアコが様々なメーカーから出ていることを考えると、マーチンのシュタウファーは、やたら目立つ・・というほどではない。

D-76なども、出た当時は個性的に思えたが、マーチンのデザインは遠目でみると、その違いが分かりにくく、近くでジッと見ると、その違いが分かる感じ。なので、D-76も遠目でみたら、普通の一般的なドレッドノートにしか見えないだろう。

 

我が家にあったギターで、文句なしに個性的なギターがあった。昔の話だけど。

それは、バイオリンベースでおなじみのホフナー社で作られた、リュート型のギターだった。

このデザインはインパクト抜群だった。

サウンドホールは「透かし彫り」。

ボディシェイプは楕円形で、さらに、ネック側のボディが「先細り」になっている。くびれは無し。

ボディバックは、深いラウンドバック型。

糸巻きは、ヤイリがオーダーで作っているような独特の型(うまく言葉で説明できない)。

弦はナイロン弦。

 

で、ギター全体の「見た目」は、リュート。

 

正直、デザイン的には弾きづらかったのだが、デザインのインパクトは、エレキ以上だった。

ルックスに惚れて、ライブ用のギターとして衝動買いしてしまったのだが・・・・今はもう無い・・・。残念。

写真だけでも撮っておけばよかった・・・。

もしもこのギターが手元に残っていれば、ステージ映えという意味では一番だったはず。

 

その他の「我が家にあるギター」は、ファッショナブルなエレアコが多い現在では、どれも地味かもしれない。

となると、私の演奏する楽曲の傾向、そして色・・という意味では、やはり「赤いJ-200」が一番かもしれない。

 

 

 

・・あ!!!

 

もう1本、デザイン的にはリュートギターに負けてない個性派ギターが、我が家にはあったことを思い出した。

 

それは

 

 

ヤイリの桶ギターである。

 

バタフライ型のサウンドホール、ヒノキの桶を使った丸いボディ、ペケペケの音ながらちゃんとピックアップも付いている・・・・そういう意味では、我が家のギターでは、ルックス個性度ナンバー1は、これだナ(笑)。

 

パーティに持ってった時、バンジョーと間違われたっけ。

 

だが、時代屋としては、このギターの出番は・・・まだありそうもない。

 

写真は、HP「時代屋小歌」でも紹介している、ヤイリの桶ギター。

ギターのモデル名は、ズバリ「OK-2」!(←オケツと読まないように)

 

 

 

 


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