時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

プチ同窓会。同窓会に参加すると、知らされる訃報。

2018年11月23日 | 日々の、あれこれ

一週間前の金曜日、久々に中学時代の同級生でプチ同窓会があった。

同窓会とはいっても、決して大がかりなものではなく、10人程度が集まる小さな飲み会だった。

本格的な同窓会ということになると、それなりの人数が集まるので、懐かしい人に数多く会えるのはいいけど、決して全員とは話せない。

どうしても、当時繋がりのあった人や、その後少しでも繋がりのあった人と話すことになる。それはそれで楽しいけど、じっくり話すとなると、ある程度少人数の集まりのほうが「濃く」話せる。

 

先日のプチ同窓会では、10人程度での1次会が終わったあと、小学校・中学校と同じ学校に通ったU君が私に「2次会に行こう」と誘ってくれたので、私とU君の男2人で2次会に行った。

1次会は男女揃ってたから賑やかで楽しかった。

一方、2次会はしみじみとした飲み会になった。

U君は小学校時代の高学年(小学5年・6年のころ)時代には同じクラスだった。

ただ、中学に上がってからは、同じクラスになったことはなく、中学時代はU君とは私はほとんど話す機会は・・なかったと思う。

 

小学校時代に同じクラスだった時、U君と私は仲は決して悪くはなかったが、かといっていつも一緒につるんで遊んでたかというと、案外そうでもない。

休憩時間などには、集団の中で一緒に遊んだりはしていたとは思う。

まあ、普通の間柄・・だったと思う。

 学校卒業後、会ったことはなかった。

そんなU君だから、私は彼と飲むのは初めてだった。だからこそ、新鮮な飲み会だった。こんな酒席もいいもんだ。

 

 

近年、同窓会に行くと、色んな人と話すうちに、同級生の他界の情報を聞かされることがある。

 

今回もそうだった。

 

中学卒業後、私には高校時代に毎年神津島に一緒に行ってた「中学の同級生」のメンバーがいたのだが、その中の一人が今年(2018年)に他界していたことをU君から聞かされた。

知らなかったからビックリ。

今年他界したのは、中学2年の頃に同じクラスだったE君だった。

何年か前、E君の奥さんが亡くなった時に、私は葬儀に参加したのだが、まさか今年はE君本人が亡くなっていたとは・・・。

E君の他界を知らなかった私は、当然E君の葬儀にも行けていない。

 

同窓会に出るたびに、同級生の他界の情報を知らされると、確実にこの世から同窓生が減っていってることを実感する。

 

同級生というのは、当時同じ学校に通ったメンバーであることが条件になるから、同級生以外の新顔メンバーが新たに加わるということはない。

絶対数は決まっている。

まあ、それまで同窓会に出れなかった同級生が今回は参加できる・・ということはあるにしろ。

 

そう、同窓会というのは、メンバーは減っていくだけなのだ。時間の経過と共に。

 

昔・・若い頃、私は同窓会という集まりに対して積極的ではなかった。なので、若い頃は出席した覚えがない。

あくまでも、リアルでその時自分が一番親しくしている友と会ってることのほうが楽しかったから。

 

だが、最近は、同窓会には出れる時はなるべく出るようになった。

それはやはり・・・自分が元気でいられるうちに出ておきたいという気持ちと、次回にも同じメンバーが揃うと言う保証はないからだ。

 

 

 

思えば、去年2017年には小学校時代の同級生だった女性が亡くなった。

そして今年2018年には、中学時代に私と同じクラスだった男性が亡くなった。

 

こんな訃報を知ると、自分はあと何年生きていられるのだろう・・・とか考えてしまう。

今のところ私は、飲み会にも参加できるし、たまにライブに出たりもするし、こうしてブログも更新できてるし、時には旅行もするくらいだから「元気」なのだろう。

今の私の「元気でいられる時期」はあとどれぐらいあるのだろう。

確実に、月日は、年数は、過ぎていっている。

 

二次会が終わり、店を出てU君と別れたあと、私は酔いざましがてら、駅1~2駅分の距離を電車には乗らずに、夜風に当たりながら一人でテクテク歩いて帰った。

上記のようなことをとりとめもなく考えながら。

酔って少し火照った顔に、夜風は心地よかった。こうして酒を飲んで、自力で帰れることに、この世にいる幸いを多少なりとも感じながら。

こんな何気ないことでも、本当は幸せなことなのだろう。亡くなった同級生は、この世ではこんなことはもうできないのだろうから・・。

 

さらに・・・

しがないアマチュア私の作った曲なんて、もし私がこの世からいなくなったら、どれも消え去っていってしまうんだろうな・・・とも思いながら。

 

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 忘れられないコンサート | トップ | 旅行記「金田一温泉  座敷... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鮎川愛)
2018-11-25 02:43:25



私は、二十歳の頃、中学校三年生同窓会を参加拒否して以来、全く音沙汰無しです。


今さら当時の同級生とは全く会いたい気持ちも無いので、爽快なくらいです。


さて、私は今現在39歳ですが、20代最後の辺り、すでに亡い数名の同級生の話を聞きました。


それぞれ交通事故や病気による死では無く、非道凄惨な事件による死でした。


彼らの死は、「因果応報」と言えば、その通りです。


だから悲しみは全く湧かず、「そんな馬鹿なことやるからだ…」と思うのみです。

しかし少しだけは縁があった友として、それ以上は彼らに鞭打つことはしません。

だんぞうさんは、すでに遠くへ行ってしまった同級生の分も、心身共に永く健康で、これからも人生を謳歌されることを心底から祈っています。
返信する
Unknown (だんぞう)
2018-11-25 19:16:08
私も20代の頃は同窓会には出てませんでした。
やがては、同窓会を継続してるのかどうかもわからなくなりました。

40代になってひさびさに連絡がきたので、たまには、、、と思い、出てからは、なるべく参加するようになりました。

鮎川さんの同級生の中には、悲惨な亡くなりかたをされた方がいるんですね。

ほんと、人生色々ですなあ。

鮎川さんは、そんな終わり方をしないでくださいね。
私も気をつけます。

互いに実りのある人生を過ごしていきたいものですね。
返信する

コメントを投稿

日々の、あれこれ」カテゴリの最新記事