姿見探索路から帰ってきて、タクシーが来る時間までまだ少し時間があったので、勇駒別湿原を探索してみた。
ロープウェイに乗って上に登って行く時、上がりはじめてすぐにロープウェイの下方に見えてくる木道がある。後で気付いたことだが、その木道があるのが勇駒別湿原であった。
つまり、旭岳ロープウェイの山麓駅のすぐ近くにあって、上がり初めのロープウェイの下に広がっているのが勇駒別湿原だ。
天女ケ原湿原にあった木道に比べたら、しっかり整備された木道で、歩きやすい。
ここを訪れた人ならだれでも気軽に散策できる湿原であろう。
ロープウェイ乗り場は近いし、木道は歩きやすいし、ちょっと時間があいた時などに時間をつぶすのにもってこいという感じ。手軽に楽しめる湿原、家族向けの(?)湿原。
木道を歩いていると、展望台があった。
展望台といっても、高台になっていて見おろせる・・というわけではなく、湿原の中に湿原と同じような高さで存在する展望台だ。
看板もあったりする。
↑展望台にあった看板だが、反射でうまく撮れてなくて、すみません。撮りなおせばよかった・・。
尾瀬もそうだったし、前日の天女ケ原湿原もそうだったが、私はどうも湿原が好きなようだ。
湿原の中に続く木道を歩きながら湿原を見てると、心が癒される気がする。湿原に吹く適度な風は、来訪者に優しい。
私がここを歩いている時、工事人らしき人たちが何人かやってきた。どうやら木道を整備しているようだった。木道の上に散らばった草をどかし、来訪者が歩きやすいようにしていた。
しっかり管理されてる湿原・・・・この勇駒別湿原にはそんな印象を私は持った。
この湿原の上をロープウェイが行き来してるので、この湿原にいると、けっこうロープウェイの乗客からは目立つとは思う。
私自身、ロープウェイに乗って、この湿原に人がいるのを見つけた時は、ちょっと気になったし。
さて、タクシーはもうすぐ来る。時刻はもうすぐ12時だ。
朝飯を宿でしっかり食べたせいか、まださほど腹が減っていない。
昼飯は、この後に行く天人峡で食べることにして、時刻通りに来たタクシーに乗り込み、私は天人峡に向かった。
旭岳温泉から天人峡までは、たいした距離ではないし、すぐに着くであろう。
この後、昼飯を旭岳温泉で食べておかなかったことを後悔することになろうとは、この時はまだ夢にも思わなかった・・・。
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