ちょっと前、UCC のブラックの缶コーヒーに、ゼロ戦のフィギュアがついていた。全部で6種あった。
映画「永遠の0」のPRでもあったようだ。
けっこう人気があったらしく、気づけばすぐに店頭から消えてしまったようだ。
私は時に複数を買いこみ、無事に6種類コンプ。
このフィギュアが、中々よくできていた。
普段あまりフィギュアに対して関心をよせない人までも、このフィギュアには惹かれたようだった。
思えば、子供の頃、テレビや漫画ではゼロ戦マンガはけっこうあった。
内容は覚えていないが、「ゼロ戦はやと」「紫電改のタカ」などのアニメや漫画があった。どちらも少年向け作品だった。
あと、「決断」というタイトルの戦機アニメもあった。絵柄が超リアルだったのが印象的だった。
最近は、少なくても子供向け作品としては見かけない。
戦争が終わって年月がたつにつれ、そういう作品は少年漫画界からは減っていったのかもしれない。
もっとも、青年向けコミックでは、戦争ものは今でもある。例えば「特攻の島」など。
私は少年の頃に「ゼロ戦はやと」「紫電改のタカ」にさほど熱中した覚えはない。
というか、漫画版は読んだ覚えがほとんどない。
アニメ版の「ゼロ戦はやと」はそれなりに見ていたらしく、主題歌の一部は今も覚えている。だが私にとってのヒーローはウルトラマンや009などのSFヒーローだった。
なので、はやとやタカがどんな作品だったか語る術がない。
少年漫画であったことを考えると、ヒーローっぽく描かれていたのだろうか。
最近の「特攻の島」という青年コミックでは、登場人物は決してヒーローという描かれ方ではない。戦争の悲惨さや非日常性からくる人間の複雑な心理などが前面に出ている。
そういう意味では、戦争ものの描かれ方は、時代と共に変わったのだろう。
もしも今、戦記モノ作品が描かれ、登場人物たちがかっこいいヒーローとして描かれたら、下手したらどこっからクレームがきそうではある。
とはいえ、この缶コーヒーフィギュアは、オマケにしておくのがもったいないぐらいの出来だと思った。
こういうシリーズがあるなら、軍艦や帆船などのフィギュアも、オマケとして出ないかな・・・と思ったが、さすがにそれは手間がかかりすぎて、「オマケ」にするのは難しいか・・・。
特に帆船などは。
貝塚ひろしの戦記マンガもあり「烈風」「ゼロ戦行進曲」など大好きで、何度も読みました。戦記物ではない「ワンツー作戦」などもありました。ミリタリー好きの原体験は貝塚ひろしだったと思います。
(父親は昭和18年生まれなので戦争を知りません)
「ゼロ戦行進曲」は物悲しいラストでしたが、(死んでも)靖国神社で会えるじゃないかと言うセリフは今も覚えています。
時間の外にようこそ。
アトムもどろろも、009も、これまでこのブログで取りあげてきたのですが、「伊賀の影丸」はまだ取り上げてないですね。
コミックの復刻本は持ってるので、いつか読み返したら、取り上げるかもしれません。
ちなみに「伊賀のカバ丸」は取り上げたことがありますが(笑)。
私は戦記漫画はあまり読んでないのです。
烈風、ゼロ戦行進曲などの作品名は知ってますが、読んだことはないです。
ワンツー作戦にいたってはタイトルすら知らなかったという不勉強ぶり・・。
すいません。
でも、1938gooさんは、素敵なお父様をお持ちですね。
お父様も、自身の読んだ漫画を、息子さんが読んでくれてるなんて、内心嬉しいんじゃないでしょうか。
素敵な親子関係だと思います。
貝塚先生といえば、戦記モノも人気ありましたが、野球漫画も人気ありましたよね。
「父の魂」「ミラクルエース」「太陽に打て」、あとは柔道漫画では「柔道山河」(?)もありましたっけ。
戦記漫画は、日本が戦争に負けたこともあって、悲しい結末が多い印象があります。
「靖国神社で会える」・・・これまた切ないセリフですね・・。
失礼しました。