Remember me。 日本のバンド「くるり」の曲。
私がこの曲を知ったのは、NHKのテレビ番組「ファミリーヒストリー」という番組で、であった。
中々良い番組なので、番組で使われたこの曲のことを知っている方は多いことだろう。
誰のことを取りあげた回だったかは忘れてしまったが、ともかくこの「リメンバー・ミー」という曲の素晴らしさにうたれた覚えがある。
この曲、冒頭のサウンドがイギリスのバンド「オアシス」のパクリである・・・みたいな指摘があるが、この曲はあえてそれを隠そうとはしていないように聞こえるし、むしろそれが分かるぐらいに意図的にやっていると思う。
だいいち、曲そのものの歌詞もメロディも素晴らしい。イントロがなかったとしても、文句なしの名曲だと思う。
また、ユーチューブで見れる、この曲の映像も素晴らしい。
こういう郷愁を呼ぶような曲は、今も昔も人気があって、多数ある。
歴代の多数のそういう曲の中でも、この曲は上位にくると思う。
この曲が使われてる番組「ファミリーヒストリー」という番組を見てると、つい自分の家系のことも考えてしまう。
多数の先祖様がいて、今の自分があるのだ。
私には、お爺さんという存在は、いなかった。
少なくても父がたのお爺さんとお婆さんのことは私は何も知らない。
父はあまり話してくれなかった。
もっとも、それは私が聞かなかったからかもしれない。
教えて・・・と言えば、教えてくれたのかもしれない。
今思えば、父が生きていた頃に、聞いておけばよかったと思っている。
一方、母がたのお爺さんは私が生後半年くらいまではいたらしく、赤ん坊の私を可愛がってくれてたそうだ。
だが、私が生後半年ぐらいの時に亡くなってしまった。
母がたの祖母は、私が大学生の頃に他界。私はそれなりに接する機会はあったので、これまた今思えば祖母が元気なうちに聞いておけばよかった。
祖父や祖母でさえそうなのだから、それ以前の先祖さまのこととなると、ほとんど知らない。
強いてあげれば、母がたの先祖が武士で、戊辰戦争に参加していたということぐらい。
先祖が有名な・・・それこそ歴史の本に出てくるような有名な人物であったら、家系の推移はもっと判明していたのかもしれない。
でも今となっては・・・どうしようもない。
ファミリーヒストリーを見てると、自分の先祖様について、もっとあれこれ聞いておくべきだったと、つい思ってしまう。
有名人たちの先祖さまたちがどんな人生を送ったかを取りあげるこの番組で、この「リメンバーミー」という曲が流れると、なんか切なくなってくる。
自分の知らない、自分の先祖さまたちがどんな人生を送ったのか、どんな環境でどんな出会いがあり、どんな推移で私の親が生まれ、そして今の私がいるのか・・・そんなことを考えると。
祖母や祖父がご健在な方々は、祖父や祖母がお元気なうちに、そのへんの話は、可能な限りで聞いておいたほうがいいのではないかと思う。
それは、あとになって・・・自身が年齢を重ねるにつれ、そういう情報はしみじみと効いてくると思うので。
いなくなってからでは・・・遅いのだ・・・。
少なくても、得られる情報は、いなくなってからでは、数少ないはずだから。
ともかく、「リメンバーミー」。珠玉の名曲。こういう曲こそ、紅白歌合戦みたいな場所で歌われてほしい。幅広い世代に聴いてもらえるとも思うし。
「ファミリーヒストリー」も「紅白歌合戦」も同じNHKだし、できないことはないと思うのだが・・。
https://www.youtube.com/watch?v=jbYh4su2HGE
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