2021年の大谷選手の投打走の実力は、ただただ驚くばかりだった。
打ってはホームラン王を争い、投手としては160キロの速球と必殺の変化球を駆使してローテーション投手として活躍し、、さらに盗塁も積極的。
いったいどれぐらいの才能があるんだろう・・と思った。
しかも舞台はメジャーリーグである。
日本人からこんな選手が出てくるなんて。
まさに荒唐無稽な野球漫画のキャラすら越えていた。
もうこんな選手、少なくても日本人からは出て来ないのではないかと思う。
日本人で大谷選手のことが好きじゃないなんて人は、まずいないのではないか。
大谷選手は、投打走のどの要素においても、高いレベルを持っている。
ほんと、天は大谷選手にいくつもの才能を与えたとしか思えない。
こんな人はそうそう出るもんじゃない。特別な人であろう。
ならば。
大谷選手みたいに、ベースボールでいくつもの部門で高いレベルの才能を持つのは無理でも、せめて1部門だけでもスーパーな能力を天に与えられるとしたら、どんな選手がいいだろう。メジャーでも歴代トップの成績を残せるような能力で。
遊びで、ふとそんなことを考えてみた。
具体的に書くと。
- 球速175キロ越えの超速球を投げるロケットピッチャー。
- 年間打率4割5分越えのミラクル首位打者。
- 年間150盗塁のスーパースピードスター。
- 年間80本塁打のウルトラ長距離砲。
- 年間280安打の神ヒッター。
- 魔球をあやつり年間550の三振を奪う奪三振キング。
- 年間最高防御率0.75のレジェンドピッチャー。
- 年間最多勝利数65勝の絶対的エース。
この中で、どれかひとつだけ選べるとしたら。
上記のどれかの選手に1年だけなれるとしたら?
まあ、どれかひとつでもあてはまる実力があれば、他のタイトルも同時にとったりする場合もあるだろうげど。
ちなみに2022年現在での記録を調べてみたところ。
メジャーでの現時点での最高球速は、アロルディス・チャップマン投手が2010年に出した170.3キロらしい。
メジャーでの歴代最高打率は、ヒュー・ダフィー選手が1894年に達成した打率4割4分。
メジャーでの年間最高盗塁数は、ヒュー・ニコル選手が1887年に記録した138。
メジャーでの年間最多本塁打は、バリー・ボンズ選手が2001年に記録した73本。
メジャーでの年間最多安打は、イチロー選手が2004年に達成した262本。
メジャーでの年間最高奪三振記録は、マット・キルロイ投手が1886年に記録した513奪三振。
メジャーでの年間最高防御率記録は、ダッチ・レナード投手が1914年に記録した、0.96。
メジャーでの年間最多勝利数は、チャールズ・ラドボーン投手が1884年に記録した年間勝利59勝。
どれをとってもとてつもない記録。特に個人的には年間打率4割4分というのは、とんでもない成績に思える。
それより1割低い3割4分でも十分に首位打者は狙えるのに、それより更に1割高いなんて・・。
・・・ちなみに、イチロー選手というのは、やはり凄かったんだねと実感。年間安打数の分野で歴代ナンバーワンなんだもの。まさにレジェンドの中のレジェンド。
正直、19世紀に出た記録は、今現在の基準やルールで検証してみたら数字は違ってくるのかもしれない。
でも、一応記録としては残っているわけで。なのでここではあえて正式に記録に「残ってる数字」だけで書いてみた。
ちなみに、投手の最高球速という意味では、伝説の投手と言われているボブ・フェラーやサチェル・ペイジの球速に関しても書かれたページはあったが、当時の計測方法がどれほど正確であったかは疑問符がつくし、誇張されて伝わってるのではないかと思えるので、ここでは「置いて」おくことにする。
なにせボブ・フェラーの「初速188キロ、終速158キロ」とか、ペイジの「フェラー以上の球速」というのは、やはり誇張されてるとしか思えない・・。
初速188キロで終速158キロというのは、いくらなんでも初速と終速の差がありすぎるので、ちょっとこの計測方法には疑問符がつく。もしもフェラーがホントに初速188キロだったのなら、それ以上に速かったと言われるサチェルなんて200キロ近い速球を投げてたことになるのか?・・それは・・いくらなんでも・・。
この記事の上の方で書いた8種類の選手タイプの実力は、どれも歴代の記録をある程度上回る数字にしてある。
ただし、あまりに歴代記録を上回りすぎる荒唐無稽な数字は書いてない(もっとも、私が上であげた数字自体も荒唐無稽に近いが)。
例えば年間100本塁打だの、球速200キロ、防御率0.00みたいな数字は、いくらなんでも・・なので、さすがに書いていない。
現実の人間では無理であろう。スーパーマンならともかく。
あくまでも歴代の記録をそれなりにうわまわれる数字で、なおかつうわまわりすぎず、歴代ナンバーワンになれる数字にしてある。
もちろん、通算成績ということになると話はまた違ってくる。
それだと、いくらなんでも贅沢すぎるよね(笑)。
ここではあくまで、1年だけスーパー選手としてメジャーで活躍できる・・・という条件で書いてみた。
ある意味、1年だけ魔法で歴代ナンバーワンの選手にしてもらえたら・・ということで。
私なら・・・どれだろう。どれを選ぶかな。
一点豪華主義の選択ではある。
最高球速175キロ越えの投手にはあこがれるなあ。なりたいとしたら、これかも。
なにしろ、瞬間的な凄みがあるから。
投げて、球速が表示されたら、場内の観客や選手や、テレビの視聴者からその場でどよめきが起きそうな気がする。
そこに快感を感じるかもしれない。
もっとも、チームへの貢献度という意味では、やはり最多勝利数や最良防御率のピッチャーなのだろう。
いくら175キロの剛速球を投げても、ストライクが入らなかったりしたら、チームへの勝利には結び付きにくいはず。
最多勝利で、勝ち数と負け数の差が大きいほど、チームへの貢献度は高いはず。
なので、175キロのピッチャーで、コントロールはまあまあある投手というのが私がなりたい選手かな。
あと、古い野球漫画の影響を受けてる私としては、魔球をあやつる奪三振キングも捨てがたい。
ともかく、その試合を見てる人がどよめく選手というのが快感だと思う。
そういう意味ではやはり175キロの剛速球投手か、魔球投手かな。
理想は、直球は175キロで、変化球は魔球の投手ってことになるけど、そりゃ贅沢かな(笑)。
最多勝利数とは最高防御率はあくまでも年間トータルの数字であり、シーズンが終わってから凄みがはっきりする数字だから。
その点、球速175キロとか魔球は、凄さがその場で速攻性がある。
その点が魅力かなと。
インパクトという意味で。
あなたは・・・魔法で上記の「一点豪華なスーパー選手」のどれかにしてもらえるとしたら・・・・どれか1種類だけ選べるとしたら、どれを選ぶだろうか。
どのタイプのスーパー選手になりたいだろうか。
え? 野球の実力よりも、異性全てが自分に恋をするミラクルイケメン選手がいい?
その場合、記録としては、メジャー年間最高モテ率100%の選手ってこと・・??
まあ、この場合、あくまでも魔法で・・なので、活躍できるのは1年限定という縛り。
1年だけ特定の部門で奇跡的な活躍をして、その代償で故障して、1年で引退する・・・ということで。
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