1と2の計2冊発行されている、青幻舎発行の文庫、「昭和ちびっこ手帳」。
これは昭和40年代の、子供向け広告を復刻して集めた本だ。
1の表紙は、子供とイヤミの「シェー」のポーズ。
2の表紙は、「オーモーレツ」。
どれも昭和40年代に一世を風靡した流行語であり、シーンである。
子供向けの商品の宣伝ばかりなので、モデルは子供が多い。
中には、後に女優として大活躍するようになった方の、少女時代の写真もある。
かといえば、今となってはすっかり姿を消した、「当時の人気少女タレント」なども写っている。
中には、芸能界とは無縁の、一般の子も写っていたりしてるのだろう。
男の子も女の子も写っているが、こうして見比べてみると、小学生時代の男の子と女の子では、明らかに女の子の方がおとなびており、男の子はそれこそ普通の「お子様以外の何者でもない」感じがする。
やはり子供時代は女の子ほうが大人びているね。
女の子なんて、子供なのにしっかり化粧しているのもある。
商品によっては、子供ではなく、「当時の20代くらいの女性」が写っていて、そういう写真を見ると、当時のファッションまで復刻されてる気分になる。
そういう女性は多分モデルで、当時の芸名も、その後の消息もまったく分からないのだが、今見てもけっこう色っぽかったりする。
でも・・・それらの人たちも今では孫がいる年齢層なんだろうなあ。
広告というものは、リアルタイムで見てる分には、何度も同じ広告を見るうちに、「見流す」ことも多いのだが、こうしてリアルタイムから何十年もたった時点で見返すと、中々楽しい。
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