本名題を「日月星晝夜織分」(にちげつせいちゅうやのおりわけ)といいます。
通称は、「流星」(りゅうせい)当初「夜這星」(よばいぼし)とも言われていました。1859年(安政6年)に江戸市村座で初演されました。
写真は十代目です。
本名題を「日月星晝夜織分」(にちげつせいちゅうやのおりわけ)といいます。
通称は、「流星」(りゅうせい)当初「夜這星」(よばいぼし)とも言われていました。1859年(安政6年)に江戸市村座で初演されました。
七夕の夜に牽牛(けんぎゅう)と織姫が年に一度の逢瀬を楽しんでいるところに流星が飛んできて天上界のことについて知らせに来ます。
そこへ流星が、「ご注進ご注進」と登場して、雷の夫婦喧嘩の様子を、雷の夫婦と子雷、隣の婆さん雷の 四人の役を踊り分けながら注進します。
やがて、牽牛と織女も分かれとなり、流星も空へと戻っていくまでが演じられます。
当時の流行歌だった「端唄」や、伝染病として蔓延した「コロリ(これら)」など、その当時の世相がよく反映された作品です。
作曲:清元順三
初演時は義太夫との掛け合いだったそうです。
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