今日は練習をハードにしてみた。
激しく足を動かすメニューを中心に組めば、頭の中はそのメニューでいっぱいになってしまうだろう。
頑張ることに集中しすぎると人は考えることをやめる。
今日の部員達は、あまり考えることに集中していなかったと思う。
これは難しいことで、考える練習を増やしてもそれは単に楽で、集中力が削がれる練習になる一面があり、激しい練習を増やしてもただ頑張るだけになる可能性がある。
練習の全てに考えを持ちながら、激しく取り組める選手こそ理想だが、それができたら困らない…
激しく取り組ませることはできたとしても、考えることは外的要因によって養いにくいものだと感じる。
だが、今焦点をあてるべきは勝ち負けにある。
「自分たちのやってきたことを出せば勝てるよね」
これが現実になるためには、もう一度その土台を引き上げていく必要があるのだ。
10の力が出せない人はそのレベルにいくため、
10の力が出せる人は11.12の力がだせるように
ゴール下でのシュートを落としてしまうことも同じ。
自分は一生懸命走りました
がんばってボールを追いました
それでもシュートを落としているうちはまだ甘い。
スリーメン、クローズアウトから1on1、これらのメニューで落としたシュートに危機感を持たないことが、試合での結果に結びついてしまうのだ。
「シュートを落としたけど良いプレーだったね」
5.6年生はこれで満足してはいけない。
彼らは結果にこだわる存在であってほしい。