男子は新入部員加入からもう3ヶ月が経つこととなった。
この3ヶ月だけでも大幅に伸びた子もいれば、そうでない子もいる。
ましては1年続けた子よりも上達している子がいるのだ。
バスケットボールというものは、小学生においては特に体格が物を言うスポーツ。
だから「できちゃう人」と「できない人」は存在する。
身体能力の発達にもまだまだ差があるため、どうしてもそこに差は生まれる。
1年続けようと身体能力のある初心者には簡単に負けてしまうのが小学生。
私も4年生からミニバスをしていたにも関わらず、6年生の途中から入ってきた身体能力の高い同級生にスタメンを奪われてしまった。
それは私が何も考えず、自主練もせずに惰性で生きていたという理由もあるが、やっぱり能力差は存在したと思う。
今思えば、徒競走で1番になったことはないし、勉強もできる方ではなかった。
5歳になっても言語を習得していなかったことがそれを証明している。
できるか、できないかで言えば私は圧倒的にできない寄りの人間
それでも、周りといくら差がついたとしても諦める選択を取らなかったのが私
センスがなかったとしても、身体能力が足りなかったとしても、その全ては私が自分のしてきたことを諦める理由にはならなかった。
世界は自分中心で回っていないから、自分の思い通りに行くことはない。
思い通りにならなくても生き続けるのが人生だと思う。
この3ヶ月で差が生まれたと感じる人は必ずいるだろう。
だが、自分には身長がないから、足が遅いから、センスがないから…
などと嘆いていてもその事実は変わることはないのだ。
そいつに身長やセンスがあって、自分にはないとしても、それが自分自身が諦める理由になってほしくはない。
彼らに諦める日が来るなら、自分の全てを出し尽くした時であって欲しい。
諦めるにはまだ早すぎる
挫折してもいい、でも今は立ち上がれ。
その経験はいつか必ず生きる
今週の試合も、その日が来るまで結果は誰にもわからない。
例えプライドをズタボロにされたとしても、それでも今は、立ち上がらなければならないのだ。
相手がどんなチームであろうと、自分のやるべきことをやるのみ