2月22日 入院
朝からの様子を説明して、すぐにエコーで腹部を診てもらい、採血、生化学検査をしてもらう。
全くおしっこが作れていない状況で、すぐに入院治療することになった。
CRP値が高く腎機能に異常が見られカリウム値が高いのでトイレも出ない。
年齢を考えると厳しい状況であることは否めない。
翌日が祭日と休診日が重なっていたが、手遅れにならず処置してもらえてありがたい。
初めて担当してもらった先生だったが、入院中の夜中も様子を見に来てくれて献身的に診察していただいた。
2月23日 入院2日目(休診日)
朝と夜2回、マシャの様子を電話で知らせて下さった。
体調を見ながら点滴を調節して入れてもらう。
2月24日 入院3日目(面会)
院長先生から病状、経過報告と治療方針について説明を受ける。
担当が従来からの院長先生と今回診て下さったS先生の2人体制となる。
少しずつおしっこを作れるようになってきて、院内ドッグランで用を足すこともできたそうだ。(ケージ内ではできるだけガマンをするらしい。)
家でも安心のため夜だけオムツをして、日中は庭でしかしないからね。
面会もさせていただけた。
(診療時間中なら1日何度でもとおっしゃっていただいたがお仕事の邪魔になるし、マシャの治療の妨げにもなると思って1日1回の面会にさせてもらった)
コロナ下で人間用の病院や施設は未だに制限が厳しいのにね。
私たちが来たのがわかるとすぐに起きた。
むくみでマズルが大きくなっているのに驚く。
シュッとしたマシャの顔じゃない。
大型犬も入れるように工夫されたケージ。2個分使用。
トイレシートの下にはヒーターが敷かれており、急変に対応できるようカメラも設置されていた。
ケージから出してくれた。
まだしんどいのに何とか立って元気な姿をみせようとする。
2月25日 入院4日目
午前の面会時に院長先生から「おしっこも作れるようになってきたから、夜だけでもマシャを家で過ごせるようにしましょう。」との提案があった。
長年お世話になっているし、先生自身もボーダーコリーを飼われていたので「入院がマシャのストレスになるし、マシャがいないおうちは変でしょ。」と気遣って下さった。
「但し、朝9時に預かって夜7時に迎えに来られるなら」の条件付きで。
そして土曜の夜、4日ぶりに家へ帰ってきた。
むくみが取れ、いつものマシャサイズのマズルに戻る。
マシャの布団の下には冷えないように電気カーペットを入れた。
リビングにキャンプ用コット(簡易ベッド)と寝袋でマシャを傍で観察しながら寝ることにした。
部屋も以前よりさらに暖房高め設定にしたので寝袋でも風邪をひく心配なし。
水分と食事量、排せつの様子を細かくメモし毎朝、先生に報告する日が続く。
20:00~8:00
やぎミルク&水を約500cc摂取、尿量もしっかり。食べ物は拒否。
降圧剤朝晩各1錠
2月26日
マシャの病児保育が始まる(笑)朝預けて夜お迎えなので保育園児みたいで。
高齢者介護のデイサービスっていうより保育園に預ける感覚でした。
1日2回の病院通いは2人で行い、会社勤めでなかったことが助かった。
普段なら私1人で車に乗せ連れて行っていたが、さすがにぐったりした状態では抱きかかえるのは一苦労です。
体重16㎏のマシャでさえ大変だったから大型犬だとさらに重労働ですよね。
何かしら工夫が必要だと思う。(以前、ペットホテルで大型老犬を担架で運ぶのを見たことがある)
翌日お休みの担当医S先生から誕生日の花束を頂く。丁寧に診て下さる。
20:00~8:00
水を約350cc、療法ドリンク少し、無糖ヨーグルト少しなめる。
尿量ふつう。 降圧剤朝晩各1錠
※日中、S先生から療法食を入れてもらっているので無理強いはしない。
2月27日 15歳誕生日
院長先生から今後の方向性と私たちの希望を尋ねられる。
静注点滴でカリウム値は改善(基準値内の4.1mEq/lまで下がった)が見られたが腎臓系が大きく改善していない。
マシャの負担を考えて皮下点滴に変えてみることを提案された。
皮下点滴なら1日に1度、診察時に注射して帰宅できるので飼い主にとっても時間に制約されなくなるし、安定してくれば家で飼い主が注射することもできるので金銭的な負担も軽減する。
長期戦になることを視野に翌日から皮下点滴で様子を見ることにした。
夜はご近所のマシャ友わんこsも来てくれてマシャも嬉しい誕生日になった。
20:00~8:00
やぎミルク&水を約530cc、尿量しっかり。食欲なし。降圧剤朝晩各1錠
2月28日
皮下点滴、抗血栓薬注射する。
おしっこが出るようになったせいか、幾分元気になってきた感じ。
皮下点滴が効いて眠っている時、走っている夢を見ていたんだろう。
もう力が入らなくなった後ろ足を懸命に動かしていた。
(マシャはパピーの頃からよく夢の中でも走っていました。)
その姿に生命力を感じ、まだまだ頑張れると思っていた。
12:00~翌8:00
やぎミルク&水&療法ドリンクを約580cc、尿量しっかり。食欲なし。
降圧剤朝晩各1錠
闘病記録③につづく・・・
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