去る5月12日、午後9時から毎日放送のテレビ放送番組:「金曜日のスマイルたちへ」での特集「腸活・便秘改善について」において、便秘改善のひとつの方法としてアマニ油の摂取を取り上げ、推奨されていました。
もっとも、亜麻仁油が便秘を初め腹痛、腹部膨満感、下痢などの症状をともなう過敏性腸症候群、大腸症候群」にプラスの影響、効果があることは、今から15年以上前のD.ラディン博士らの治療実験の結果として「医者も知らない亜麻仁油パワー」にも記されていますし、私どもでも経験済みのことであります。
因みに、D.ラディン博士によりますと、博士の研究グループが行った治療実験により亜麻仁油が大腸症候群、前立腺肥大症、頻尿、高血圧、心臓病、生理前症候群、リウマチ様関節炎などに改善、効果をもたらしたのは、亜麻仁油に非常に多く含まれる必須不飽和脂肪酸のオメガ-3を摂取することにより、体のあらゆる機能にかかわっているホルモン「プロスタグランジン」のバランスがよくなり、免疫機能をはじめ体内のさまざまな機能が正常化したためではないかと説明しています。
前出の臨床治療実験は、食事改善、オメガ-3脂肪酸、抗酸化栄養素を三つの柱として実施されたことからも分かるようにどのような症状、状態の改善を欲している場合でも、亜麻仁油を摂ればそれだけで良いということではけっしてなくて、毎日の生活習慣、食生活の見直しと改善を常に意識して努力することが最も重要なことであり、努力を惜しんではならないと考えます。