
今日は職場で集めた義援金を市役所に持っていった。
市役所の玄関には、その旨の大きな張り紙が出されていた、受付嬢に聞いたところ市民課のあちらと手をかざす先に、これまた大きな看板が吊るされていた。
その看板の前に立つと、ニコニコとした担当の方が現れた。
当方の集めた金額は、とにかく重いのだ、机や財布の小銭を目いっぱい出した職員もいれば、家の缶詰の貯金箱をそのまま持ってくる者もして、金額からは想像もできないほどの嵩になっていた。いや、金額もそれなりの桁に達していた。
担当の方は、数えたほうが宜しいでしょうか?
と聞くので、いえ、当方で数えてきたので大丈夫だと思いますと答えると、ホッとした様子で、これまたにこやかに応対をされていた。
義援金はどのようにして被災地に行くのですか?と尋ねたところ、日赤経由なのだとのこと。
だったら市役所でなくとも日赤でも良かったのか?とも思ったが、何処にもって行けば良いのか良くわからなかったわけで、まぁいいかとも思った。
ほんで、一番驚いたのは、コピー用紙に簡単な印刷物の領収書で、左側が市の控え、はさみで切って右側を渡してくれたのだった。
まぁあまり仰々しい領収書が欲しいわけではないのだが、もう少し有難さのようなものが伝わる領収書でもいいのではないかとも思った。
自分達の出したお金が被災者のために使われるのだろうけれど、そつなく満遍なく公平に潤沢(ちと無理か?)に行き渡ることを願うのみだ。