Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

初めての授業

2006-09-07 19:55:28 | Weblog
 あっ、写真は全然関係ない「砂漠ライオン」です。Grootfonteinに行ったときに撮ったものです。とにかく巨大なライオンでした。
 さて、最後の学期がスタートしました。特別な始業式もなく、ホームルームもなく、朝礼が長引いたために1時間目が掃除になっただけで、いきなり普通に授業が始まりました。私の場合、早速2時間目に12D、8時間目に11Cの授業がありました。2時間目に教室に行ってみると、いたのは3人の生徒だけ…。しかもまだ掃除をしていました。1時間目は何をやっていたのかな…。教室には砂やゴミがいっぱいありました。ここで手伝ってしまうと、怒られるという話を聞いていたので、黙って終わるのを見ていました。先生がそんなことをするもんではないと言われるらしいのです(他の隊員からの話)。他の生徒は外でしゃべっているだけでした。この3人は本当にえらいなぁと感心しました。
 掃除が終わり、教室に生徒が集まりだしたのは、2時間目の開始から20分が経過してからでした。授業は1コマ40分です。あと、20分しかありませんでした。読み方のわからない名前が書いてあるテストの解答用紙を返すのも一苦労でした。「名前の読み方がわからないんだよ」と言うと、「Try to say it!」と返ってきました。しかたなく、ローマ字読みで必死に読んでいると、あちこちで笑い声が…。「教えろよっ」って感じです。間違った読み方をすると、かなりうけていました。まあ、雰囲気は和みましたが…。返し終わったら残り5分でした。急いで全30問の答えだけ板書して、初めての授業が終わりました。なんだか、どっと疲れました。
 始めての授業…。いざ始まってみると、緊張というより、もどかしさが先立って、正直、気持ちが落ち込みました。伝えたいことがすぐ英語になりません。その英単語を知らないということもありますが、知っていても文を構成するのに時間がかかります。でも、こんなことばかりに毎日直面していたら、いつかスラスラ出てくるようになるのかな…。