Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

世界最大の…

2006-09-03 22:07:41 | Weblog
 Grootfonteinに滞在中、地元の方の案内で、世界最大の隕石を見てきました。この町から北西に20kmくらい入ったところにあり、すっかり観光地化されていました。エントランスにはお土産コーナーもあり、入場料はN$10でした。砂漠の植物園が併設されていて、一度にさまざまな植物を観察することができました。50mほど園内を歩くと、巨大な隕石が姿を現しました。記録を見ると、年代は約8万年前、重さは約50tと書かれていました。心ない人が削った傷痕が無数にありましたが、そこがとてもキレイに輝いていて、確かに鉄隕だとわかりました。鉄とニッケルは眩しく銀色に輝きます。ときどき鈍い黄色の部分がありましたが、それは銅か酸化鉄だと思います。首都のセンターで見た隕石も巨大だと思いましたが、ここのを見てしまうと、首都のがしょぼく思えてきました。でも、日本で隕石のかけらを買うと1cmの大きさ程度で数万円もします。首都のが50cm程度、世界最大のが3mなので、値段をつけるといったい…と考えてしまった自分が悲しいです。エントランスの入場者記録簿を見ていると、学校の団体名もあり、遠足でも訪れる場所になっていました。それにしても、けっこう訪問者がいるんだなぁと思いました。
 Grootfonteinの町に戻って、ぶらぶら歩いていたら、ヒンバ族の女の人を見かけました。赤い土を体に塗り、上半身が裸の独特な風貌で、まさに写真集で見たとおりの姿でした。小さい子どもを連れて普通に歩いていました。かなり遠方にいるはずのヒンバ族に会ったので、ビックリしました。さすがに裸の女性にカメラを向けることはできませんでした。ヒンバ族の村にはいつか行ってみたいです。他にもシンバ族、ゼンバ族など、さまざまな部族がいて、伝統を守って生活しているエリアがあるとのこと。この国にはいろいろ興味がわいてきます。

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