Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

ナミビア旅行記~自然編

2007-01-15 02:54:37 | Weblog
 世界第2位の渓谷フィッシュリバーキャニオン(とにかくすごいスケールです、谷の深さが500mもあり、そこに時間が刻まれているかのようです)や、見渡す限り月面のような風景が広がるムーンランドスケープ(草木ひとつない岩と砂の世界です)、四角い岩を組み合わせた積み木のような奇岩地形ジャイアントプレイグランド(誰かが積んだんじゃないのと思うほど絶妙なバランスで岩が重なっています)など、浸食地形ばかりですが、ナミビアにはおもしろい自然の景観がいっぱいありました。地質が好きなせいか、見ていて飽きないんだよなぁ。
 いちばん印象的だったのは、ナミブ砂漠にあるデューンと呼ばれる砂丘群。その中でも最大の砂丘デューン45は高さ約300m(写真)。ピラミッドよりでかい砂の地形が、サバンナ(草原)にそびえ立っていました。実際見ると、ものすごい威厳があります。とにかくでかい。昼間は強い海風が、反対に夜は強い陸風が吹きさらすので、砂丘は鋭い稜線をつくりながら、その位置を変えません。白いサバンナに赤いデューン。夕日を浴びて、明暗のくっきりしたデューンがいちばんキレイだそうです。それにしても、この赤い砂はどこから来たんだろう。母岩が見あたりません。まだ解明できていないようです。
 折しもこの日は大晦日。2006年最後の日の入りはナミブ砂漠で迎えました。砂で霞む夕日はとても幻想的でした。なんとも不思議で、なんとも贅沢な気持ちでいっぱいになりました。

最新の画像もっと見る