ジョンレノンの命日になると、いろんな画像が出てくるけれど、『失われた週末』を見て、がっかりした。
コア(松)なファンだったら知っていると思うけど、並(梅)のファンだった蟷螂にとっては青天の霹靂だった。
それはジョンにチャイニーズの愛人がいたこと。
え・・・ただでさえヨーコってと思っていた梅のファンにとっては青天の霹靂でした。
百歩譲って愛人は許すとしても・・・
きっと取り囲んでいるウルトラ松の美人連中には辟易していたんでしょうね。
ま、過去のことだし、日本にも現役のスキャンダルがスッパ抜かれた議員さんも何人かいることだし・・・
だいたい選挙期間にもかかわらず愛人を連れまわすなんて言語道断。
謹慎すれば済むという問題ではないはずです。
これでしれっとして、103万を錦の御旗にしてテレビに出てきて何を語るのでしょう。来年になったらあの顔を連日見ることになるのかな?
ジョンレノンだって団塊世代の偶像的かつ神話的存在です。
あっち側に行っても華やかなんでしょうね。
一時は神発言で顰蹙を買ったけど、いまやモノホンの神になった?
だとすれば神を貶めるような映像を作る神経がわからない。
それも40年以上も経って。
ファンは今でもファン。
ホワイトアルバムはお小遣いを貯めて、清水の舞台から飛び降りて買いました。
ステレオセットを手放した今でも我が家の片隅で埃をかぶって眠っています。
アンポンタン大バカマヌケ倅も親に感化されてジョンのCDを買って聞いていました。
衛生放送で聞いたAll You Need Is Love。
モノクロの画面に釘付けだった。
武道館のチケットは入手できなかっけれど、テレビ番組の映像は、しっかり目に焼き付けました。
そのビートルズのレコードがマンションのスペースの重荷になり、一枚、また一枚と廃棄した時は、身を削られる思いがしましたっけ。
今ならメルカリヤフオク処理でしょう。
それでもCDで何枚か揃えたけれど、レコードで聴いた時のノイズなき世界はしっくり来ない。
やはり音楽はノイズが微妙な香辛料になっていたことを思い出した次第です。
もっとも店を手伝っていた頃の店員さんたちは、ど演歌一本槍。
彼らの青春はサブちゃんやアキチャン、ハルミストまでいて百花繚乱。
みんなどうしているんだろう。
ジョンからハルミまで、音楽の世界は海より広い。
ほんの僅かのドレミファソラシドだけの音なのに、豊穣です。