「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

1)人間性の探究と契機と実際化

2019-04-25 00:01:18 | 日記
バタバタと身体的な動きが活発であるものの対象の利益にならず、逆に利益を妨げる動的過剰と言葉の羅列的表現を盛んに起こす現象も精神の歪な性格が映る。ある程度纏まりある集約された概念や原理を備え体の活用に適度さを起こし利益を遂げる体と頭と精神の様子が掴み出される。一方向の自欲性が強く他存性を妨げるか、自他の程よき精神を生む身体と頭脳の状態から耐久的長期の相関を実現する。このような抽象的観点に対し具象的な現象が浮かび上がる。堂々とした創造力に軸足をもって、外堀を埋める等という発想によらず、真摯な内外との対面と利益の追求を習慣とする性格にあって客観的基準の導出や探求を進め、自他との公平な制御を果たし力と責務の均衡に及ぶ主体性が作られる。妙に精神性が痩せ細ると物理性に依存して、生身の創造性から外れ変な意味の政治力を用い私的欲求を遂げる現象を作られる。 人間性や主体性の適正を伺う抽象観点と日常的な観測と評価の観点が出現する。人間を問う契機となり、感性と論理や思想や行為の適当な在り方を導出し観念と集約し稼働に及ばせる創造が進む。理想と現況と方法の一巡的な表現や創造と集約されて何がしかの利益を提供する態度に映る。質実の良き内外性に及び感性の良性に到達する。基礎基盤性の基準となり広く汎用的な常識が形成され安定と自由の適正を生む。 「人柄がいい」という言葉の適当な解釈が図られ家柄や国柄にも応用される。 個々の体験と蓄積から良い人柄を持続する欲求の出現と共に直接間接の具象的な諸条件を整える事や有形無形の方法や供給面と需要面も含め、思慮と作為が進む。悪性には悪性に相応しい対応と良性化への施策を投じる実際を含み、良き健全な人柄が生まれる。表面的ににこやかで、当たり障りない振る舞いに人柄が映るか、根の精神性がどのような外形的な態度を作るか、堂々と創造性に向き合い、自己生産性の範囲や広く公を意識して健全なエネルギーの産出を重ねる基軸的習慣を内蔵する人柄か。多様な解釈が出現する。 文化論という概念創出は堂々と良性を問い作り上げる無形性の方法の一部と解される。適正な人柄を表す概念と中身を問い示す創造性により、内外との共感性を高め、現況の観測と評価に反映させ、妥当な方法に連なる活動法則が生まれる。良好な精神性をもって質実の良い主体性を表す言葉や概念や領域観を作る働きにも有用性が生まれる事と思われます。これらが基盤の性質となって教育や社会、経済政治の在り方に回る。根幹的な領域と枝葉の領域等という色分けが起こるのも実際的であり、生態系の健全な認識と実現についての変わりづらい全容観を作る事に及ぶ。ハード的に映るインフラ観念とソフトの適正という面から起こる良性像をインフラと適用するか。長期的には後者の側に重みが起こる。健全な精神性と永続思想等という体系が生まれる。妙に歪んだ性質には本能的な不快が起こり自然律の反応が否応なく表れる。健全な文化が持続する。サイバー犯罪等という現象となって歪性が顕在化する。淡々と取り締まる事にあって正常性が保たれる。クズ気質を放置すると悪性が広がる。悪性の根を切る事が欠かせない。日頃の態度を見てれば、こいつならこそこそ裏で盗みをやりそうだ」等という察しがつく。虫けらの性分は自然律と内在し、常日頃の態度に現れる。野放しするな。虫けらを。

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