フランス唯一のマニュファクチュールウオッチブランドであり、フランス経済産業雇用省から無形文化財企業として認定された「ペキニエ」は、日仏交流 160 周年(1858 年 10 月 9 日、日仏修好通商条約を締結)を記念し、フレンチ・トリコロールカラーを盛り込んだモデルを昨年夏以降限定で発表してきました。
以前“フレンチ・トリコロール・カレンダー”モデルはすでにご紹介していますが、アンフォンクションつまり自社開発ムーブメント「カリブルロワイヤル」のベースになる、最もシンプルな3針モデルが初入荷しましたのでそのご案内です。
2モデル発表され、一つが自動巻きモデルの1 フォンクション トリコロールハンズオンブルー、もう1型が手巻きモデルの1 フォンクション トリコロールハンドワインディング。いづれも40本ずつの限定品です。
スイス機械式時計が200年もの間解決できなかった命題に終止符を打ったのが自社開発ムーブメント「カリブルロワイヤル」であることは何度もお話ししていますが、部品どうしが噛み合う際に発生する摩擦・摩耗を極限まで抑えたムーブメント開発がその最大の特徴です。
このムーブメントは、機械式時計では避けることのできない2~3年に1度のオーバーホールを6年~10年に一度に減らすことを可能にしてしまったのです。
他にも、スイス時計を牽引してきた有名時計ブランドでもなしえなかったいくつもの国際特許を取得していることを加えておきましょう。
自社開発ムーブメント「カリブルロワイヤル」を搭載したモデルは、多機能を搭載したリューロワイヤルでデビューを飾り、100万円前後の価格で販売されています。
このムーブメントは、最もシンプルなベースムーブメントをそのままに、さまざまな機能を付加していけるよう設計されています。
自動巻きモデル 1 フォンクション トリコロールハンズオンブルー
手巻きモデル 1 フォンクション トリコロールハンドワインディング
多くの時計ブランドは新しい機能を付け加える際、新たにそのための機構を連結させるのでトラブルの温床となっていました。
多機能の時計は確かにマニアックで、近頃ではクロノグラフ付きは珍しくありません。
ところが、日常生活ではこうした機能はほとんど使用することもなく、逆にシンプルな3針時計を探すのに一苦労します。
今回ご紹介の最もシンプルな2モデルは絶妙な価格で発表されましたが、間違いなくこの価格帯で比較できる時計はないでしょう。
アリゲーターストラップはペキニエオリジナルのホールディングバックルでホールディングバックルと尾錠が一体となっていますが、取り外しができるため尾錠仕様としてもお使えいただけます。
弊店でも、これから結婚される記念としての結納返しに時計を選ばれる方は多く、相手のあることですから予算も様々でしょうが、この時計はシンプルで生涯飽きることがなく次の世代まで伝えていける逸品となるでしょう。
ムーブメント:シングルバレル・センターシャフト・ドライブ / 自動巻き&手巻き/21,600 振動
パワーリザーブ(自動巻き) 88 時間 (手巻き)100時間
ケース径:42mm
ケース材質:316L ステンレススティール
防水:100m防水/ シースルーバック
価格:自動巻きモデル 550,000(税抜) 手巻きモデル 480,000(税抜)
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