無線と熱帯魚とロードバイクと・・・


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パソコンがクラッシュ SSDが壊れた? (その1)

2023-10-29 14:37:48 | PC

その兆候は2週間前に初めて現れた。

PCをONにするとメーカーのロゴが現れ、しばらくするとWindows11が起動するはずが、その日は画面の下に「ディスクチェック」が表示され勝手にチェックが始まった。チェックが終わるとWindows11の起動ではなく、BIOSの先頭ページが現れPCの構成内容をはじめとしたいろいろなメッセージが並んだ画面になる。ここで一番下に<F1>Continueと表示されているので<F1>をたたくと、何事もなかったようにWindows11が立ち上がった。

それからというものの、数日この現象が続き、とうとう<F1>を押してもWindows11は起動せず無限ループ状態、でここで改めてメッセージを読んでいくと下から4行目あたりに、

Disk: S.M.A.R.T Status Bad、 BackUP and Replace   の文字が!

これを調べていくと「Disk がもうダメなので至急バックアップをとり交換すべき」 とのことらしい。何れにしろもうWindows11は起動することがなくしばらくはボーゼンの状態。とりあえず何とかこのDiskの中を見てみないことには、ということで、最初に試したのはUSBスティックなどにWindows11をインストールするポータブル起動ディスクの作成。

これはマイクロソフトのWindows11ダウンロードのページで「ディスクイメージ(ISO)をダウンロードすればOKだが、あらかじめスティックにはRufusをインストールしておく必要がある。インストールを始めるといくら待っても終わらない状態でとにかく時間がかかる。

次にこのスティックを「動かない」PCに指してスイッチオン、F12を押しているとPCメーカーロゴの次にブートディスクの選択画面が現れるので作ったメディアの方をクリックすると起動が始まる。しかし最初のWindows11の起動はものすごく時間がかかり、途中画面が真っ暗な状態が続くので「大丈夫かな」と思うことしきりだったが、ようやくWindows11が起動した、かと思ったら Windows Update が始まり、これにも長~い時間が、結局2日がかりでどうにかWindows11の青い画面を見ることができた。

ここでエクスプローラーでつながっているハズのDiskを見に行くと、データ用のHDDは問題なく見えるが、Windows11が入っているSSDが見えない。つまり中を見ることができない状態。 頭は真っ白で消失したデータは、とか、アプリが飛んで、とか、Windows11やOfficeのプロダクトキーは、とか・・・・

次なるチャレンジはこのSSDを取り外し単体で中を見てみよう、との作戦、でPCの蓋を外し中を見渡したがそれらしきものがない。SSDが入っているはずのディスクベイは何もなく、全くわからない。そこでPCのメーカーの問い合わせ窓口にメールを送ってみたところ、このPCのSSDは「M.2」タイプでマザーボードにあるはず、とのこと。

何しろSSDといえば2.5インチのSSDしか知らなかった所に、M.2という新たなコトバ、その形状などを調べマザーボードの隅々まで探したところ、ありました、ハードディスクやDVDレコーダがセットされているディスクベイの下に隠れて、薄っぺらい基板形状のM.2 SSD がソケットに水平に差し込まれていました。

このSSDを単体で調べるため、まずM.2アダプタを購入し別のPCにつないで中を見ようとしたところ、見えない(当たり前か?)、やっぱり壊れたかな~とまたボーゼン、気を取りなおして「壊れたディスクのデータ復元」を検索してデータ復元フリーソフトをインストールし試してみたところ、中にあるファイル名は見えるものの、その復元には「ハイ何千円」と有料の表示が、とりあえずファイルの日付けをみて、前回データをバックアップした日以降のファイルを特定することはできた(つまり消えたデータ)。

こうしてSSDが壊れてWindows11のPCは動かない、でこの後どうしようか? との段階に・・・・             (その2に続く)

 


魚小屋を作る 水槽を(半)屋外に引っ越し (2)水槽の集中管理 

2023-10-08 15:24:03 | アクアリウム

水槽を屋内におく理由は、インテリアの一つとして楽しむ、ということであると思う。従って屋外に引っ越すことはインテリアをあきらめ、単に飼育を目的にすることになるのだと思う。

水槽を屋外に置くと多くのメリットが生まれる。まず地震が起きたときに水槽が壊れ、室内が水浸しになる危険がなくなる。次に水質管理に伴う音や、水槽からのニオイから解放される。

また水槽を一か所に集中しておく(熱帯魚屋さんみたいに)ことで、水槽管理が飛躍的に楽になる。例えば頻繁に行う水替え作業では、室内の時はまず水(冬季は温水、カルキを抜いたもの)をバケツに汲んでおいて、別にバケツに水槽水を出しこれを排水口に流し、後汲んでおいた新しい水を水槽に入れる作業になるが、水槽を集中して置くことでバケツの汲みだしや運んで流す必要がなくなる。

これは水槽台の端に水を溜めておくタンク(ここでは30Lのゴミ箱を流用)を置き、ホースを各水槽に延ばしておいて、タンク内に入れた簡単なポンプで新しい水を供給する仕掛けである。なお水は庭の水栓から引いてありタンクへの注水は簡単にできる。なお冬季は別にポットで水を沸かし、水を加えながら温度管理をしている。

一方排水は別のホースを庭へ流れるように注入口が一番高くなるように台の下に配置して、ここに水槽の排水ホースを差し込む。この仕掛けを使うと今までの水替え作業がウソみたいに簡単でかつ短時間で済んでしまう。特に夏季は空冷ファンを水槽の上に置いて回しているため水の減り方が激しく、毎日のように差し水をする必要があるが、この仕掛けだと非常に簡単に行えるため苦にならない。

また各水槽の温度管理は古いデーターロガーを使い、熱電対センサーを各水槽に差し込んで集中的に行っている。温度は水槽以外に外気温、水槽設置場所、給水タンク内もはかり、またACラインに電力測定用のループセンサーを挟んで、これによる電力量も同時に測っている。データーロガーは温度変化を記録できるのが普通の温度計と違うところで、暑い時の空冷効果や寒い季節のヒーター点火時間がグラフで読取れる。

そのほかのメリットとして、屋内では水をこぼしたり水草などの切れ端を落として床を汚すことを避けるため、水槽管理がかなり苦労だったが、ここではまったくその心配がなく、例え誤って水をぶちまけても全く面倒がなくその分とても気楽に作業ができる。

また照明は各水槽ごとではなく、LEDテープライトを木に張り付けたものを水槽の上に渡している。またこの魚小屋の天井はガレージの屋根なので自然光が差し込みある程度の明るさが得られる。

ただし夏の蚊やほこりの心配が新たに生じたり、猫、鳥などのアクセスが心配になるが、それぞれ対策を重ねて総合的に半屋外でのアクアリウムを楽しんでいる。


魚小屋を作る 水槽を(半)屋外に引っ越し (1)水槽台の製作

2023-10-04 14:35:08 | アクアリウム

リタイヤ後に熱帯魚の飼育(アクアリウム)を始めたが、しばらくすると子供がどんどん生まれてしまい、気がついたら水槽が5つに増えてしまった。水槽が増えると水替えなどの回数が頻繁になり、またニオイ、音が許容範囲を越え、ついには同居人から室内からの追放命令を受けることとなった。

そこで水槽全部を移転させることになったが、その移転先としてガレージの後ろ部分を雨がかからないように囲ったサイクルベース(自転車保管・メンテナンス小屋)にすることにした。このスペースは、ガレージのコンクリートの床と、ブロック塀に合板を張り付けて小屋風にしたもので、屋根は元からあるガレージのものである。

移転にあたってまず最初に水槽を置く台を製作した。これは2X4材で長さ180cm程度、奥行き45cm、高さ90cm程度で、上に60cm水槽2台と45cm水槽1台、下に45cm水槽2台が収納できることを目的にした。従ってかなりの重量(大人3人程度)を支えることになり、一般的な水槽台と異なり中間にも支柱を2本入れることにした。

またこの魚小屋は半屋外になり、冬季は屋外並みの気温になることから、水槽台を断熱材で囲むための木枠も取り付けた。なお断熱材としてはスタイロフォームを用意してある。

水槽を屋内から移設することについてはメリットが多いが、デメリットもある。これについては次回に・・・