LIVE LOVE LIFE

ライブや旅などをご報告

Live Around 2004 EXTRA Boomerang St.(長文、ネタばれ注意)

2004-12-05 13:18:17 | TUBE
TUBEに逢えるのは9/1の阪神甲子園球場のライブ以来です。「夏のバンド」と、世間では言われているけれど、今年は1月から逢っていたので冬のライブは嬉しいです。前のブログにも書きましたが、阪神甲子園球場では台風が通り過ぎて天気がよかったのですが、セットが傾いている状態でした。わしも飛行機が飛ぶのかどうかもわからないし、現地についてよかったライブは予定通り行われたが、本当にいい状態ではなかったけれど、メンバーの想いがひしひし伝わってきたよ。
さて、ライブのほうは何度もZeppにいっているのに仙台で立ち見は二度目だった。実は歩いて5分のところににあります。毎日見ているのに不思議な感じです。ちなみにサンプラザも徒歩圏内なのです。スタンディングで300番台後半だったのにステージ中央の前田さん(以下前ちゃんと省略)が見える位置をキープする。列で言うと5.6列目だろうか?ギターの春畑さん(以下ハルと略)側でもよかったのだが、真ん中なら大丈夫だろうとそうした。
このライブに一緒に行くはずだった友達が、風邪で前日参加を取りやめた。電話で声を聞いたときに咳をして本当に辛そうだった。ライブになると「血湧き 肉踊る」性格のわしなので前に前にと進んでしまうから、一緒に参加した友達はあきれてしまい、きっと会場の隅で辛そうにしていただろう。そんな姿で見るのも申し訳ないなと思っていた。「お大事に。」と、メールをしておいた。夏の仙台のライブも見たので本当に残念だった。
会場入りするとわしにとってはたまらないBGMが聴こえてきた。なんとYMOわしが中学生当時、苦労してお金をためてレコードをお年玉で逆輸入版を買ったり、貸しレコード屋からレンタルしたり、友人から借りたりしたYMOだった。「ナイス エイジ」「テクノポリス」 「ライディーン」などなどか会場にこだましていて、ただでさえテンションが高いのにさらに今回はTUBEのメンバーが影響を受けた邦楽が演奏されるとのこと。いったい何が流れるのか???

客電が消え、メンバーが登場してくる。そして、イントロが流れる。なんとジュデイ.オングさんの「魅せられて」が流れる。前ちゃんはジュデイ.オングさんのように白い布を背中にかけて登場!なりきっているから、とっさに爆笑!!歌がうまいんだよね次の曲は久保田早紀さんの「異邦人」これも小学校のときにはやった曲。ほとんどオリジナルに近いんじゃないかな。バックのスクリーンには当時の世相が映し出される。またそれを見て想い出に浸る。その後の「銀河鉄道999」へと続く。本当にわしの世代にとってはツボをヒットしまくっているツイストの「銃爪」と続く。初恋の人も小学校のときは「世良さんぽかったな。」と思っていたが、全然違うなあ。今では笑える話だ。

MCでは
・前ちゃんが母親がお使いに出かけている間に押入れに隠れていた。母親が戻ってくるとシーツをまとい「魅せられて」のイントロを歌いながら押入れから出てきた。そうしたら、母親に叩かれた。
・前ちゃんは「銀河鉄道999」のメーテルにあこがれていた。
・前ちゃんが文化祭でツイストの「銃爪」を夏休み中に毎日練習したが、イントロしか出来なかった。結局カラオケで演奏した。

RATS&STARの「め組のひと」の振り付けもOK
松山千春さんの「季節の中で」には前ちゃんの歌謡力には脱帽だった。

そのあとのMC
・ハルと玲ニさん(以下玲ちゃんと略)が松山千春さんと飲み屋でばったり出くわして吸い込まれるように一緒のテーブルに座った。高いお酒をたくさん飲んでしまった。しかし、緊張のために酔えずに支払いもせずに席を立った。
・当時、なかなかテレビに生出演しない長淵剛さんと松山千春さん。「ザ・ベストテン」に出たときは千春さんは30分ぐらい話をしていた。(55分番組なのに・・・。実はわし、姉たちと一緒に見ていました。)
・あみんの「待つわ」という曲があるが、教室内でほとんどユニゾンでやっていた。あみんの二人は歌うときに顔を見ないが、実は仲が悪かったんだろうか?
・前ちゃんが母親に「何で大阪人にしてくれなかったんだ?」と、「悲しい色やね」を聴いた時に直訴した。しばらくへなちょこ関西人になっていた。
・角野さんが、さとう宗幸さんがコック姿の地元の百貨店の看板を見つけて「宗さん、コックになったのかなー」と、話していた。
・仙台にも球団が出来るが、前ちゃんは三木谷社長と一度飲んだことがあるのでミッキーと呼ばせていただく。前ちゃんは「楽天」を「がくてん」と、読んでいた。

前ちゃんの「悲しい色やね」の「Hold Me Tight 大阪ベイブルース」のサビの部分を聴くとなんとも切なくなる。大阪の知り合いが関東に出てきたときに「大阪に帰りたい。」と、思ったときにこの曲を歌っていた。いまではその友達と会うこともないけれど。

その後は「やることなすこと度肝を抜いた人の曲をメドレーでやります。」と、前ちゃんが話し、始まったのはなんと「HIDEKIメドレー」「YMCA」「ブーメランストリート」(これが今回のツアータイトルになった。)「情熱の嵐」「ジャガー」(セリフをするとは・・・)振り付けも歌もばっちりだった。
「山田信子さんって知ってる?すごいボーカリストだよね?」と、言って歌い始めた「フレンズ」、中村あゆみさんの「翼の折れたエンジェル」と、続く。
アンルイスさんの「ああ、無情」ではお決まりの掛け声をし、盛り上がる。
山口百恵さんの引退コンサートに前ちゃんはお母さんと一緒に見に行った。百恵さんが「パンはパンでも食べられないパンは?」と、客席に向かいなぞなぞをして前田少年は手を上げて「パン粉です。」と、答えた。百恵さんは「それは食べられますよね。」と、答えてくれたそうです。しばらくはその会話を思い出していたんだって。
そして、本編のラストは、はじめて聴いたときに前ちゃんが大泣きしたオフコースの「さよなら」だった。サビの部分は泣ける。わしもオフコースにはまったのだが、82年の武道館公演のTV放送「NEXT」を見たことがあって「言葉に出来ない」でボーカルの小田和正さんが感極まって歌えなくなるシーンを見て、一緒に号泣したのを覚えている。今でも思い出すと泣けてくる。

その後は「前田さんがこれだけでは物足りないでしょう!!」TUBEの曲を演奏する。のりのりの曲ばかりであった。でも、スタンディングでは踊りにくい・・・。コーラスの伊藤一義さんがズボンに上着を入れているのを見て、前ちゃんが「これは80年代だよ!!でもいつかまたこの時代がやってくる!!」と、断言した。
「小さいときにズボンの脇から鉄人28号の絵が見えたときもあったな。」と、話していた・・・。
そして、来年の活動について発表があった。なるほど、TUBEらしいなあ。
最後の曲はわしの大好きな曲が流れた。ハルのギターピックがこちらに飛んできた!
そうしたらわしの近くに来た!!なのに他人に取られてしまった
残念!!!
本当に燃え尽きたライブだった。ベストテン世代(と、あえて言わせていただく。)にはたまらんぜ!!
勢いで伝えて申し訳ないでも、すっごくいいライブだったんです

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2 コメント

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ライブ満喫だったようですね(^-^) (のじ)
2004-12-07 09:32:52
出てくる曲のタイトルがめちゃなつかしくて文面を読んでるだけで楽しくなっちゃいました。多少の年令差はあるけれどみんな同じ曲を聞いて大きくなってきたんやなぁって思いました。好きなアーティストが歌ってくれると同じ時代を生きてきたんやと実感出来てうれしいものです。どんどん時代が変わってもいい曲は忘れないですね(^O^)
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あのころは (こん)
2004-12-10 21:28:33
のじさん、コメントありがとうございます。当時ってTVの録音も慎重な時代で、家族に「声を出すな。」と、いった思い出があります。曲を覚えるのをクラスメイトと競争したり、カセットを作ったりしたことが鮮明に覚えています。

今の曲はすぐに忘れちゃうけど、昔の曲だったら歌えます。インパクトもあったし、個性的だった。今はそれがないのは残念です。

では。

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