「動物の愛護及び管理に関する法律」第22条の規定により、都道府県が毎年行う「動物取扱責任者研修」を受講して来ました
平成24年の通常国会において法改正が行われる「動物愛護管理法」の見直しにあたって課題になってる事柄や薬事法で注意すべき点、動物由来感染症やその対策等を勉強して来ました
動物取扱業に従事している私達でなくても普通に犬や猫などのペットを飼ってる方々にも知って頂きたい内容もいくつかありましたので、そのいくつかをここに簡単にまとめたいと思います
①福岡県の犬猫の殺処分について
昨年は犬2209匹、猫4062匹、合わせて6271匹の犬猫が処分されました。「福岡県動物愛護推進計画」では平成20年~30年の10年間で半分に減らす目標です。
人間の都合で飼えなくなった犬猫が殺処分される・・。「0」でない限りは辛い現実だけど嘆いてばかりいても何も始まらないし変わらない。まだまだ多いけど、毎年全国でもワースト1だった福岡の犬猫の殺処分。少しづつだけど減っていってます。出来ることは沢山あると思います。最後まで責任を持って飼う。それが無理なら最初から飼わない。もしこれから犬や猫を飼う事を考えてるならペットショップで購入する以外にも行く場所のなくなった犬猫の里親になるという方法もあるという事を知る、もし今犬や猫を飼ってるならまずは目の前にいるその子を十分に可愛がる、しつけや問題行動で困った時は一人で抱え込まないで相談する(信頼できる犬友達でもペットシッターでも、かかりつけの獣医師さんでも出来る範囲でアドバイスや協力してくれると思います)・・などいろいろあると思います。
②狂犬病について
毎年の予防接種が義務付けられてますが日本では今発生してないからしなくていいと思ってる方も居ますが・・。
日本の近隣の国々で毎年5万人以上(多すぎて全部は数えられないそうですが、そのうちアジアは3万1千人以上)感染して死亡しています。
狂犬病の犬に咬まれると人に感染し、発症したら治療法はなく、100%死亡します。撲滅は不可能と言われています。
日本も動物の輸入が増え、中には検疫を受けずに入ってくる犬もいるそうで今後発生する可能性は十分あります。
自分の愛犬を守るため、自分を守るため、周りに迷惑をかけない為にも毎年の狂犬病予防注射を受けさせましょう。犬の負担になるからと心配される方も居ますが獣医師さんによるとこの予防注射はほとんど負担や危険はないそうです。
③カプサイトファーガ・カルモニサス感染症について
以前の私のブログ(9月2日)でも紹介したことのある感染症が取り上げられました。
約60%の犬や猫の口内に常在してます。その犬や猫に咬まれたり、引っ掻かれたりすることによって感染します。発熱、倦怠感、頭痛、吐き気など風邪のような症状が出ます。
2002年から2009年にお年寄りや持病を持った方など抵抗力のない方ばかり、6名の死亡が報告されています。もし感染したとしても発症するのは極めて稀なのであまり神経質になることはないそうですが、免疫機能が低下している方は特に注意し、動物との過度のふれあいは避け(キスや口移しなど)ふれあった後は手洗いを確実にするなどして下さいとの事です。
動物取扱の研修という事で動物から人にうつる病気について記載しましたが、「人にうつる病気を一番持ってるのは人です」
これからまたインフルエンザなども流行りそうですが全ての感染症を予防する為には・・
一人一人の心がけ次第!うがい、手洗いをまめにする、かかったらマスクをして他人にうつさないようにする、ゆっくり休んで治しましょう!
平成24年の通常国会において法改正が行われる「動物愛護管理法」の見直しにあたって課題になってる事柄や薬事法で注意すべき点、動物由来感染症やその対策等を勉強して来ました
動物取扱業に従事している私達でなくても普通に犬や猫などのペットを飼ってる方々にも知って頂きたい内容もいくつかありましたので、そのいくつかをここに簡単にまとめたいと思います
①福岡県の犬猫の殺処分について
昨年は犬2209匹、猫4062匹、合わせて6271匹の犬猫が処分されました。「福岡県動物愛護推進計画」では平成20年~30年の10年間で半分に減らす目標です。
人間の都合で飼えなくなった犬猫が殺処分される・・。「0」でない限りは辛い現実だけど嘆いてばかりいても何も始まらないし変わらない。まだまだ多いけど、毎年全国でもワースト1だった福岡の犬猫の殺処分。少しづつだけど減っていってます。出来ることは沢山あると思います。最後まで責任を持って飼う。それが無理なら最初から飼わない。もしこれから犬や猫を飼う事を考えてるならペットショップで購入する以外にも行く場所のなくなった犬猫の里親になるという方法もあるという事を知る、もし今犬や猫を飼ってるならまずは目の前にいるその子を十分に可愛がる、しつけや問題行動で困った時は一人で抱え込まないで相談する(信頼できる犬友達でもペットシッターでも、かかりつけの獣医師さんでも出来る範囲でアドバイスや協力してくれると思います)・・などいろいろあると思います。
②狂犬病について
毎年の予防接種が義務付けられてますが日本では今発生してないからしなくていいと思ってる方も居ますが・・。
日本の近隣の国々で毎年5万人以上(多すぎて全部は数えられないそうですが、そのうちアジアは3万1千人以上)感染して死亡しています。
狂犬病の犬に咬まれると人に感染し、発症したら治療法はなく、100%死亡します。撲滅は不可能と言われています。
日本も動物の輸入が増え、中には検疫を受けずに入ってくる犬もいるそうで今後発生する可能性は十分あります。
自分の愛犬を守るため、自分を守るため、周りに迷惑をかけない為にも毎年の狂犬病予防注射を受けさせましょう。犬の負担になるからと心配される方も居ますが獣医師さんによるとこの予防注射はほとんど負担や危険はないそうです。
③カプサイトファーガ・カルモニサス感染症について
以前の私のブログ(9月2日)でも紹介したことのある感染症が取り上げられました。
約60%の犬や猫の口内に常在してます。その犬や猫に咬まれたり、引っ掻かれたりすることによって感染します。発熱、倦怠感、頭痛、吐き気など風邪のような症状が出ます。
2002年から2009年にお年寄りや持病を持った方など抵抗力のない方ばかり、6名の死亡が報告されています。もし感染したとしても発症するのは極めて稀なのであまり神経質になることはないそうですが、免疫機能が低下している方は特に注意し、動物との過度のふれあいは避け(キスや口移しなど)ふれあった後は手洗いを確実にするなどして下さいとの事です。
動物取扱の研修という事で動物から人にうつる病気について記載しましたが、「人にうつる病気を一番持ってるのは人です」
これからまたインフルエンザなども流行りそうですが全ての感染症を予防する為には・・
一人一人の心がけ次第!うがい、手洗いをまめにする、かかったらマスクをして他人にうつさないようにする、ゆっくり休んで治しましょう!