福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

お仕事の様子やふと思った事、伝えたい事、真面目な話も、あれれ?・・な話も何でも発信していきます。よろしくお願いしま~す!

ある1枚のポスター

2011-04-19 | 日記
とあるワンコのお世話の帰り・・・・

通りがかりの公園で1枚のポスター発見




きっとこの公園の近所の子どもが書いたのかな・・


以前、何気にテレビを見てたら、動物管理センターへ、自分たちのペットを捨てにくる人たちが、後をたたない状況が、映し出されていたこと思い出した

理由は、「可愛くなくなった」「思ったより大きくなったから」「病気になったから」「うるさいから」「引越すから」・・・など。

どんな理由も言い訳も、”動物たちに、いったい何の罪があるのだろう・・・?”

保護施設やセンターに連れてこられた犬や猫の大半は殺処分される。

勿論、職員の方々も「もう一度考え直してください」「新しい飼い主を探す努力を自分でしてください」「しつけをしなおしてみては?」など、いろいろ説得してたが、その説得も空しく響き、「かわいそうだけど・・・。」と、強引に置いていく飼い主たち・・・。

中でも特に強く印象に残ったのは、「歳をとって世話が大変になったから。」と犬を捨てに来たある家族。

センターの人に考え直すように説得されてたが、「かわいそう・・・。でも、子どもたちに命の大切さを教えさせられました。ありがとうございます。子どもたちにいい教育になりました。」と言いながら、捨てて行った。
しかもその両親の手には、子どもたちの手がひかれていた・・・・

何だか、すごく矛盾を感じた。
「命の大切さを子どもに教えられた」と言いながら、命を捨てに来た親たち・・・。
それを目の前で見てた子どもたちは、本当に命の大切さ学べたのか?


人って、大人になるにつれ、自分を正当化し、おかしな自分にさえも気付かなくなるものなのかな・・?
そんな大人にならないように、気をつけたいし、このポスター書いた子もずっと、思ったことを思った通りに発言したり、行動したりできる、純粋な今と同じ気持ちで育って欲しいと思った

どこの誰が書いたか知らないけど、これを書いた子の気持ちを思うと何かジーンと感動したし、ふと考えさせられた1枚である