福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

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犬の登録と狂犬病予防注射を実施中

2012-04-09 | 日記
桜も散り始めましたが、春ですね

今年も犬の登録と狂犬病予防注射の時期がやってきました

生後91日以上の犬を飼ってる人は「狂犬病予防法」により、飼い犬の登録と毎年1回の狂犬病予防注射が義務付けられています。(違反をすると20万円以下の罰金に処せられる場合があります。)

太宰府市でも明日より、各公民館などで受けられます。また動物病院でも受けられます。


「狂犬病」とは、(犬だけでなく)人も含め、全ての哺乳類が感染する恐ろしい病気で、狂犬病ウイルスに冒された犬は、凶暴になり、人や猫などに襲いかかって、見境なく噛み付きます。そして噛まれた人や動物も狂犬病を発症します。

現在、治療法がなく、人も動物も100%死亡しますので、予防注射を受けて、予防するしかありません


たまたま日本国内では、昭和32年を最後に発症はありませんが、世界各国では毎年、毎年、5万5千人の人が亡くなっています。(このうち、なんと3万人以上は、アジア地域での死亡者です。)
<※平成18年に2名の日本人が、海外で犬に噛まれて、帰国後発症し、2名とも死亡した事例はあります。>


人が感染する場合、感染源となる動物のほとんどは犬と言われています。
もし狂犬病が日本に侵入しても、自分の犬に、狂犬病予防注射をきちんとしておけば、まん延を防ぎ、人への被害を防げます。


更に、雷にびっくりして柵を越えて逃げてしまった、来客や配達の人などが門やドアを開けた拍子に逃げてしまった・・・などで、「迷い犬」になったという話は、本当によく聞きます。(昨日も仕事中に迷い犬を見かけました。)

そんな時、犬の登録時に交付される鑑札と、予防注射を受けた時に交付される注射済票を、首輪などにしっかり付けておくと、迷子札にもなります。
<※登録は、犬の住民票または戸籍です。犬の所在地や所有者、特徴などを把握し、一度登録すれば犬の生涯に渡り有効です。>

室内犬は、外に出さないから、狂犬病予防注射をしなくていい、と言うもいらっしゃいますが、愛犬を散歩や遊びに連れ出すこともあるでしょうし(犬のためにも散歩や遊びは必要です)、外に出すつもりがなくても、やはりちょっとしたドアの隙間から逃げ出すこともありますから、室内飼い、外飼いに関係なく登録と予防注射を受けてください。



また、自分の犬が、他の人に噛み付いたり、飛びついて相手を怪我させてしまったなどのトラブルが起こった場合にも、先ず狂犬病予防注射をしているかなどが問題となり、(仮に、犬をびっくりさせたり、犬の嫌がることをしたり、相手側にも責任があったとしても)予防注射をしてなければ、ちゃんと義務を守ってなかった飼い主の責任は余計に大きくなり、犬を処分する破目になったということも実際にありますし、もし狂犬病が発生した場合、予防注射を受けてない犬は、感染の恐れから飼い犬を手放さなければならないかもしれません。

とにかく狂犬病予防注射を受けないということは、飼い主も愛犬も危険にさらします

年に1回の義務ですから、飼い主としての責任をちゃんと果たしましょうね




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