今年の夏は、雷がとても多かったですね
福岡では、昨日も一昨日も雨と一緒に、秋の雷が、小さめでしたがありましたよ。今日も先程から雨が降り出して、またゴロゴロ鳴るかもしれません
雷恐怖症のワンちゃん、パニック起こしてしまうワンちゃん・・・多いですね
今日、夕方からお世話に伺うワンちゃんも雷が苦手な子です
「どうしたらいいでしょうか」と相談受けることも多いですが、怖いのはピカッと光る稲妻だったり、ゴロゴロなる雷鳴だったり、もしくは強風、強い雨、気圧の変化や、空気中の静電気など・・・ワンちゃんによって原因も様々です。
原因が違えば対処法も違ってくるし、ワンちゃんの性格や怖さの度合いなどによっても、合う合わないがあると思うので、全てのワンちゃんに万能というような対処法は、残念ながらありませんが・・・参考になりそうなのをいくつか紹介しておきますね
1.できるだけ飼い主はいつも通りの行動をとる
普段はしない問題行動、例えば物を破壊したり、吠えたり、おもらしをしたり・・・飼い主にとってとっても困ることをするかもしれませんが、犬自身もしたくてしてる訳ではなく、恐怖症からくるパニックで、あるいは危険を回避する野生の本能が残ってて、必死で回避できる場所を探して起こしてしまう行動だと理解して、怒ったり叱ったりしないであげてください。怖いときに飼い主から叱られると、余計に恐怖を助長させてしまいます
逆に、あまり過保護に構ってあげるのも「やっぱりこれは特別なことで、恐ろしいことなんだ。」と犬が認識して、恐怖症を助長させることがあります。
飼い主が落ち着いて、いつも通りの行動を取ることで、「これは特別なことではない。」と犬が理解して安心できることも多々あります
そして犬自身が「助け」を求めてきた時には、優しくなでてあげたり、そっと声をかけてあげたりしてあげてください
(パニック起こしてる愛犬を前に、難しいかもしれませんが)飼い主自身が、できるだけ、どっしりと構え、できるだけ犬を安心させてあげてくださいね
2.犬が安心できる場所を日頃から作ってあげておく
雷が起きる時に、飼い主が留守してる時もあると思います。ベッドの下や、ゲージ、ハウスなど、飼い主がいなくても、日頃から犬が身を隠せる場所、安心できる場所を作っておきます
外飼いで、脱走して(パニック状態ですから余計に)車にはねられたり、帰れなくなったり・・・という最悪の事態を防ぐ為に、逃げ出せないようにする場合と、室内飼いで、パニックを起こすとゲージを破壊するので、出入り自由にできるようにする場合と、ケースバイケースですが、飼い主が居なくても、安心できる空間があるといいです
3.音や光に慣れさせるトレーニングをする
録音した雷鳴や稲妻などのCDやDVDを使い、小さい音から徐々に慣れさせていく方法です
犬が不安がらないようなら沢山褒めてあげたり、オヤツをあげたりして少しづつ慣れさせ、時間とともに慣れてきたら、音や光の刺激を増やしていきますが、いくつか注意点があります。
まず本物の雷がなる時期を避けることです。慣れさせてる途中で、本物の雷を体験したり、犬の恐怖心が解けていない早い段階で刺激を与えすぎたりすると、恐怖心は増幅してしまう可能性があります。
獣医さんやプロの訓練士のアドバイスを受けながらやるといいでしょう
これで雷を怖がらなくなったケースもありますが、音や光以外のもの、例えば雷の時に起こる静電気や、強風などに恐怖を感じてる場合、また本物とデジタルの音を見分けられるワンちゃんには、あまり効果がないかもしれません
4.サンダーシャツを着せてみる
着るだけで恐怖心が和らぐと話題のサンダーシャツ
最近では、特殊加工を施したメタリック素材により、犬の体内に蓄積された静電気を取り除くことで帯電から犬を保護し、雷発生時の静電気による犬の不快感を緩和する効果があるケープやシャツなどのグッズが販売されてます
また特殊加工でない普通のTシャツなどでも、体に適度な圧力をかけリラックスする神経に働きかける場合もあるそうです。雷だけでなく、花火、興奮からくる吠えや飛びつきなどにも効果があるとされ、海外の口コミサイトなどでは評判ですが、普段から服に慣れてないワンちゃん、原因が静電気でないワンちゃんなどには、不向きかもしれませんが、着せるだけという手軽さもあるので、試してみる価値あるかも
5.レメディを利用する
あくまでも一時的な対処法であって、犬自身が「雷は怖くないもの」だと学ぶことはできませんが、あまりにも症状がひどい場合には、安定剤や自然由来の療剤(レメディ)を利用する方法もあります
6.薬を利用する
「5.」と同じく、一時的な対処法ですが、パニックになって暴れたり逃げ出したりしてしまうようだと犬にも危険です。かかりつけの獣医さんに相談して、必要に応じて精神安定剤などを処方してもらいます
その他に雷が起こる直前から犬の好きなボール遊びをしてあげたり、一緒にゲームなどをしてご褒美のオヤツをあげたりなど犬が楽しく夢中になれる事や大きな音楽やラジオをかけてあげることで恐怖を和らげることに成功しているケースもあるようです
どの訓練、トレーニングもそうですが、自分の生活サイクルや、愛犬の原因や個性を考えながら、必要な時には専門家や獣医師の指導やアドバイスなども参考にして、いろいろ試してみたり、犬との信頼関係を築く中で、「雷は怖いものではない」ということを徐々に教えていくことがベストでしょう
BM Walkingのホームページ
福岡では、昨日も一昨日も雨と一緒に、秋の雷が、小さめでしたがありましたよ。今日も先程から雨が降り出して、またゴロゴロ鳴るかもしれません
雷恐怖症のワンちゃん、パニック起こしてしまうワンちゃん・・・多いですね
今日、夕方からお世話に伺うワンちゃんも雷が苦手な子です
「どうしたらいいでしょうか」と相談受けることも多いですが、怖いのはピカッと光る稲妻だったり、ゴロゴロなる雷鳴だったり、もしくは強風、強い雨、気圧の変化や、空気中の静電気など・・・ワンちゃんによって原因も様々です。
原因が違えば対処法も違ってくるし、ワンちゃんの性格や怖さの度合いなどによっても、合う合わないがあると思うので、全てのワンちゃんに万能というような対処法は、残念ながらありませんが・・・参考になりそうなのをいくつか紹介しておきますね
1.できるだけ飼い主はいつも通りの行動をとる
普段はしない問題行動、例えば物を破壊したり、吠えたり、おもらしをしたり・・・飼い主にとってとっても困ることをするかもしれませんが、犬自身もしたくてしてる訳ではなく、恐怖症からくるパニックで、あるいは危険を回避する野生の本能が残ってて、必死で回避できる場所を探して起こしてしまう行動だと理解して、怒ったり叱ったりしないであげてください。怖いときに飼い主から叱られると、余計に恐怖を助長させてしまいます
逆に、あまり過保護に構ってあげるのも「やっぱりこれは特別なことで、恐ろしいことなんだ。」と犬が認識して、恐怖症を助長させることがあります。
飼い主が落ち着いて、いつも通りの行動を取ることで、「これは特別なことではない。」と犬が理解して安心できることも多々あります
そして犬自身が「助け」を求めてきた時には、優しくなでてあげたり、そっと声をかけてあげたりしてあげてください
(パニック起こしてる愛犬を前に、難しいかもしれませんが)飼い主自身が、できるだけ、どっしりと構え、できるだけ犬を安心させてあげてくださいね
2.犬が安心できる場所を日頃から作ってあげておく
雷が起きる時に、飼い主が留守してる時もあると思います。ベッドの下や、ゲージ、ハウスなど、飼い主がいなくても、日頃から犬が身を隠せる場所、安心できる場所を作っておきます
外飼いで、脱走して(パニック状態ですから余計に)車にはねられたり、帰れなくなったり・・・という最悪の事態を防ぐ為に、逃げ出せないようにする場合と、室内飼いで、パニックを起こすとゲージを破壊するので、出入り自由にできるようにする場合と、ケースバイケースですが、飼い主が居なくても、安心できる空間があるといいです
3.音や光に慣れさせるトレーニングをする
録音した雷鳴や稲妻などのCDやDVDを使い、小さい音から徐々に慣れさせていく方法です
犬が不安がらないようなら沢山褒めてあげたり、オヤツをあげたりして少しづつ慣れさせ、時間とともに慣れてきたら、音や光の刺激を増やしていきますが、いくつか注意点があります。
まず本物の雷がなる時期を避けることです。慣れさせてる途中で、本物の雷を体験したり、犬の恐怖心が解けていない早い段階で刺激を与えすぎたりすると、恐怖心は増幅してしまう可能性があります。
獣医さんやプロの訓練士のアドバイスを受けながらやるといいでしょう
これで雷を怖がらなくなったケースもありますが、音や光以外のもの、例えば雷の時に起こる静電気や、強風などに恐怖を感じてる場合、また本物とデジタルの音を見分けられるワンちゃんには、あまり効果がないかもしれません
4.サンダーシャツを着せてみる
着るだけで恐怖心が和らぐと話題のサンダーシャツ
最近では、特殊加工を施したメタリック素材により、犬の体内に蓄積された静電気を取り除くことで帯電から犬を保護し、雷発生時の静電気による犬の不快感を緩和する効果があるケープやシャツなどのグッズが販売されてます
また特殊加工でない普通のTシャツなどでも、体に適度な圧力をかけリラックスする神経に働きかける場合もあるそうです。雷だけでなく、花火、興奮からくる吠えや飛びつきなどにも効果があるとされ、海外の口コミサイトなどでは評判ですが、普段から服に慣れてないワンちゃん、原因が静電気でないワンちゃんなどには、不向きかもしれませんが、着せるだけという手軽さもあるので、試してみる価値あるかも
5.レメディを利用する
あくまでも一時的な対処法であって、犬自身が「雷は怖くないもの」だと学ぶことはできませんが、あまりにも症状がひどい場合には、安定剤や自然由来の療剤(レメディ)を利用する方法もあります
6.薬を利用する
「5.」と同じく、一時的な対処法ですが、パニックになって暴れたり逃げ出したりしてしまうようだと犬にも危険です。かかりつけの獣医さんに相談して、必要に応じて精神安定剤などを処方してもらいます
その他に雷が起こる直前から犬の好きなボール遊びをしてあげたり、一緒にゲームなどをしてご褒美のオヤツをあげたりなど犬が楽しく夢中になれる事や大きな音楽やラジオをかけてあげることで恐怖を和らげることに成功しているケースもあるようです
どの訓練、トレーニングもそうですが、自分の生活サイクルや、愛犬の原因や個性を考えながら、必要な時には専門家や獣医師の指導やアドバイスなども参考にして、いろいろ試してみたり、犬との信頼関係を築く中で、「雷は怖いものではない」ということを徐々に教えていくことがベストでしょう
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