またまたパソコンの調子が悪く、書きたいネタは、いっぱいあったのですが、ちょっと久しぶり?のブログになってしまいましたちょこちょこ調子悪いけど、まだまだそんなに古くはないので、買い替えるかどうか検討中です
まぁ、そんな私の個人的なことはさておいて、本題ー
前回の「トピックス その1」では、今年の6月から既に実施されている主な法律を2つ挙げてみました
今回の「トピックス その2」では、来年の9月から施行予定の主な法律について、いくつか分かり易く書いてみようと思います
まずは・・・・
1.生後56日間以内の子犬や子猫を、親から引き離して販売することを禁止
改正前の法律では、子犬や子猫は「適切な期間」親と一緒に育てるべきだとされ、その具体的な日数については、ペット業界の判断に任されていました。
日本では、子犬や子猫が、小さければ小さいほど、幼ければ幼いほど、人気があり、売れる傾向があります(大きくなると値段を下げないと、あるいは下げても、なかなか売れない)。
しかし、親兄弟と離れる時期があまりに早いと、子犬や子猫が情緒不安定になったり、必要なことを母犬(猫)や兄弟たちから学べないため、ムダ吠えや、噛み付きなどの問題行動を起こし易くなります
(母犬の母乳から出る栄養で、病気に対する免疫を作ったり、母犬や兄弟犬たちの愛情をしっかり受けて、情緒を安定させたり、兄弟犬とじゃれたり遊んだりすることで、例えば噛むと痛いことを覚えたりする、犬には犬の社会化が必要なのです)
そのようにして、ムダ吠えや、噛み付きなどの問題行動を起こし易くなった犬や猫が、結果として、飼い主に捨てられ、殺処分されてしまうということが、後を絶たない、悲しい現実があることを受けての法改正となります。
ただし、それに反対するブリーダーや販売業者もいるので、段階を踏んで、少しづつ禁止していきます
具体的には、来年9月の法律施行後はとりあえず、「生後45日」以内に親兄弟から引き離して販売することを禁止
施行から3年後の平成27年からは「生後49日」以内を禁止
そして、5年後くらいをメドでしょうか?「法で定めた日」とされてて、はっきりとした時期は未定ですが、いづれ「生後56日」以内を禁止としていく予定になってます
そもそも、なぜ56日なのか?・・・ということですが、動物愛護の進んでるドイツやアメリカの一部の州では、「生後56日」以内に、子犬や子猫を親から引き離して販売することを禁止しており、その期間は親兄弟と過ごす重要な社会化の時期とされています。日本もそれに見習おうとの動きも少しづつ出てきてますが、まだこの考えが浸透していません。
やはり、小さければ小さい程、幼ければ幼いほど、人気があり、売れていくのです
買う側にも、売る側にも問題があると思いますが、とりあえずは、反対するペット業界にも配慮し、段階を踏んで、徐々に変わる予定です
2.現物確認・対面説明の義務化
ペットを購入する前に、客とペットを対面させることを義務化
これは、インターネット販売で、購入したペットと、実際に届いたペットが、写真や情報と異なってたというクレームや、あるいは悪質な業者により、不衛生な環境で育てられた病気の犬猫が販売されたり・・・というトラブルが後を絶たないため
また、店頭で購入した場合でも、そのペットの特性や飼育の仕方など、十分な説明がされてないため、結局育てられなくて、飼い主に捨てられ、殺処分されるなどの問題も後を絶たないため
3.安易に引取りを求める飼い主や、ペット業者からの引取り要請を、自治体が拒否できるようになる
前回の「その1」でも記載しましたが、現在、日本では毎年、20万匹程の犬や猫が、殺処分されています。
そのほとんどが、「飼えなくなったから」と飼い主が、直接連れてこられる犬や猫です。その理由は、引越すから、犬や猫が病気になったから、歳を取ったから(要するに面倒見るのが嫌になった)・・・など、人間の身勝手な都合です。
また、売れ残った犬や猫がペット業者により、処分されることもあります。
処分の方法は、安楽死などではありません。ほとんどの場合、ガス室などで、悶え苦しみながら、処分されます。
そんな動物たちを減らすため、法律が変わってきています
これは、法改正前に実施されたパブリックコメントなどで、(昨年、このブログでもお知らせしました。勿論、私も一人の飼い主としてのコメントを提出しました)動物を愛護する一般市民の声が反映された結果だと思います
まだまだ、人間の身勝手で苦しむ動物たちが沢山いて、まだまだ問題の多い状況ですが、嘆いているだけじゃ、何も変わりません
先ずは、私たち一人一人が、目の前のできることをやっていかなければ
それは、市民の声を聞こうという、せっかくのチャンス、パブリックコメントなどで、意見を出してみることや(メールやFAX、郵送などで簡単にできます)、まずは、自分の飼っているペットを愛情と責任を持って、終生飼養すること、あるいは、もし飼いたかったとしても、飼える状況にないなら、最初から飼わないことかもしれません。(余談ですが、私も子どもの時から、犬や猫が大好きでしたが、住宅事情などで、ずっと飼えない状況でしたので、飼える状況になるまで、ずっと我慢してました。無責任に飼うくらいなら、どんなに欲しくても飼わない方がいいと思います)
まだまだ、改正されてる重要事項はありますが、長くなるのでまた今度
「動物愛護管理法改正についてのトピックス その3」で記載しますので、お楽しみに
BM Walkingのホームページ
まぁ、そんな私の個人的なことはさておいて、本題ー
前回の「トピックス その1」では、今年の6月から既に実施されている主な法律を2つ挙げてみました
今回の「トピックス その2」では、来年の9月から施行予定の主な法律について、いくつか分かり易く書いてみようと思います
まずは・・・・
1.生後56日間以内の子犬や子猫を、親から引き離して販売することを禁止
改正前の法律では、子犬や子猫は「適切な期間」親と一緒に育てるべきだとされ、その具体的な日数については、ペット業界の判断に任されていました。
日本では、子犬や子猫が、小さければ小さいほど、幼ければ幼いほど、人気があり、売れる傾向があります(大きくなると値段を下げないと、あるいは下げても、なかなか売れない)。
しかし、親兄弟と離れる時期があまりに早いと、子犬や子猫が情緒不安定になったり、必要なことを母犬(猫)や兄弟たちから学べないため、ムダ吠えや、噛み付きなどの問題行動を起こし易くなります
(母犬の母乳から出る栄養で、病気に対する免疫を作ったり、母犬や兄弟犬たちの愛情をしっかり受けて、情緒を安定させたり、兄弟犬とじゃれたり遊んだりすることで、例えば噛むと痛いことを覚えたりする、犬には犬の社会化が必要なのです)
そのようにして、ムダ吠えや、噛み付きなどの問題行動を起こし易くなった犬や猫が、結果として、飼い主に捨てられ、殺処分されてしまうということが、後を絶たない、悲しい現実があることを受けての法改正となります。
ただし、それに反対するブリーダーや販売業者もいるので、段階を踏んで、少しづつ禁止していきます
具体的には、来年9月の法律施行後はとりあえず、「生後45日」以内に親兄弟から引き離して販売することを禁止
施行から3年後の平成27年からは「生後49日」以内を禁止
そして、5年後くらいをメドでしょうか?「法で定めた日」とされてて、はっきりとした時期は未定ですが、いづれ「生後56日」以内を禁止としていく予定になってます
そもそも、なぜ56日なのか?・・・ということですが、動物愛護の進んでるドイツやアメリカの一部の州では、「生後56日」以内に、子犬や子猫を親から引き離して販売することを禁止しており、その期間は親兄弟と過ごす重要な社会化の時期とされています。日本もそれに見習おうとの動きも少しづつ出てきてますが、まだこの考えが浸透していません。
やはり、小さければ小さい程、幼ければ幼いほど、人気があり、売れていくのです
買う側にも、売る側にも問題があると思いますが、とりあえずは、反対するペット業界にも配慮し、段階を踏んで、徐々に変わる予定です
2.現物確認・対面説明の義務化
ペットを購入する前に、客とペットを対面させることを義務化
これは、インターネット販売で、購入したペットと、実際に届いたペットが、写真や情報と異なってたというクレームや、あるいは悪質な業者により、不衛生な環境で育てられた病気の犬猫が販売されたり・・・というトラブルが後を絶たないため
また、店頭で購入した場合でも、そのペットの特性や飼育の仕方など、十分な説明がされてないため、結局育てられなくて、飼い主に捨てられ、殺処分されるなどの問題も後を絶たないため
3.安易に引取りを求める飼い主や、ペット業者からの引取り要請を、自治体が拒否できるようになる
前回の「その1」でも記載しましたが、現在、日本では毎年、20万匹程の犬や猫が、殺処分されています。
そのほとんどが、「飼えなくなったから」と飼い主が、直接連れてこられる犬や猫です。その理由は、引越すから、犬や猫が病気になったから、歳を取ったから(要するに面倒見るのが嫌になった)・・・など、人間の身勝手な都合です。
また、売れ残った犬や猫がペット業者により、処分されることもあります。
処分の方法は、安楽死などではありません。ほとんどの場合、ガス室などで、悶え苦しみながら、処分されます。
そんな動物たちを減らすため、法律が変わってきています
これは、法改正前に実施されたパブリックコメントなどで、(昨年、このブログでもお知らせしました。勿論、私も一人の飼い主としてのコメントを提出しました)動物を愛護する一般市民の声が反映された結果だと思います
まだまだ、人間の身勝手で苦しむ動物たちが沢山いて、まだまだ問題の多い状況ですが、嘆いているだけじゃ、何も変わりません
先ずは、私たち一人一人が、目の前のできることをやっていかなければ
それは、市民の声を聞こうという、せっかくのチャンス、パブリックコメントなどで、意見を出してみることや(メールやFAX、郵送などで簡単にできます)、まずは、自分の飼っているペットを愛情と責任を持って、終生飼養すること、あるいは、もし飼いたかったとしても、飼える状況にないなら、最初から飼わないことかもしれません。(余談ですが、私も子どもの時から、犬や猫が大好きでしたが、住宅事情などで、ずっと飼えない状況でしたので、飼える状況になるまで、ずっと我慢してました。無責任に飼うくらいなら、どんなに欲しくても飼わない方がいいと思います)
まだまだ、改正されてる重要事項はありますが、長くなるのでまた今度
「動物愛護管理法改正についてのトピックス その3」で記載しますので、お楽しみに
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