ボーダーコリー 16の瞳

愛犬武蔵君と福ちゃんとの間に生まれた6匹の可愛い子犬達の物語

福の神と夫

2006-11-10 21:46:43 | 伊織

 

ボーダーコリー武蔵一家(親犬2匹、子犬6匹)のブログです。

 

早速あいこちゃんとコメントで約束した先生(夫)ねたの話になった。

この子は次男の伊織くん。

お鼻のあたりがうっすらと藍色にそまっています。

 

最近子犬どうしで遊んでいると、かなりじゃれあいがエスカレートしてくるので、一匹だけで伊織くんを部屋で遊ばせていた。

 

朝寝坊の夫のお陰で私は朝からボーダーコリー関係のブログを読み漁っていた。

伊織が一人でバタバタやっている。

いおり君なにしてるの~」

と声をかけるとうれしそうに私のところに駆け寄ってきた。

 

顔を見ると鼻の周りが藍色に染まっている。

インク?それともスタンプ台でもかじった?

とサンルームをのぞくと、が~ん剣道の甲手が片一方転がっていた。

この通り

どうしよう とっても高そうな甲手、とにかく主人に謝らなくては・・・・・と

 

寝ている主人に「ごめん!甲手をがかじった~、どうしよう~」

 

布団の中の夫は目も開けずに、

「わかった、かじられた物はしかたない」といって布団を被った。

 

その日の夕食の時、

伊織の顔見た?甲手の藍色が鼻の周りについて、防具屋の職人みたいで可愛い よ」と言うと、夫は

 

「かじったのは伊織か?っていたじゃないか!伊織か!」と、態度が一変した。

 

ならしかたないと思ったらしい・・・・

夫はさっそく伊織を呼んで顔を両手ではさんで「おまえか?」

 

きょとんとした顔と、藍色で薄汚れた伊織の顔を見たとたんに、伊織が少年剣士に見えたらしい

 

「男の子はそのくらいやんちゃでちょうどいいな。その顔みたら怒られん」と 伊織を抱き寄せながら笑った。

 

「私弁償しなきゃと思ったんだけど、いくら位するの?」・・・・・私

「エッツ、買ってくれるのウキウキ?」・・・・・・夫

「うん十万するよかってかって」・・・・・・・夫

「そんな高い物いつ買ったの!!」・・・・・私

「実は、取引のメーカーからの昇段祝いに贈られた甲手テヘっ」・・・・・・夫

 

カタログの中の夫が指さした価格はうん十万だった。

「親指が無くなってると思ったけど、この程度なら修理できるから平気」・・・・夫

「でも、朝、お前は””がかじったっていったぞー」・・・・・・夫

 

福ちゃんならしかたないと布団の中であきらめて、わざと甲手を見なかったらしい。

私は個人名は言ってないもん伊織が可愛そうだから、”いぬ”って言ったのが””に聞こえたらしい。

 

やっぱりちゃんは”福の神”だった

 


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