ボーダーコリー武蔵一家(親犬2匹、子犬6匹)のブログです。
早速あいこちゃんとコメントで約束した先生(夫)ねたの話になった。
この子は次男の伊織くん。
お鼻のあたりがうっすらと藍色にそまっています。
最近子犬どうしで遊んでいると、かなりじゃれあいがエスカレートしてくるので、一匹だけで伊織くんを部屋で遊ばせていた。
朝寝坊の夫のお陰で私は朝からボーダーコリー関係のブログを読み漁っていた。
伊織が一人でバタバタやっている。
「いおり君なにしてるの~」
と声をかけるとうれしそうに私のところに駆け寄ってきた。
顔を見ると鼻の周りが藍色に染まっている。
インク?それともスタンプ台でもかじった?
とサンルームをのぞくと、が~ん剣道の甲手が片一方転がっていた。
この通り。
どうしよう とっても高そうな甲手、とにかく主人に謝らなくては・・・・・と
寝ている主人に「ごめん!甲手を犬がかじった~、どうしよう~」
布団の中の夫は目も開けずに、
「わかった、かじられた物はしかたない」といって布団を被った。
その日の夕食の時、
「伊織の顔見た?甲手の藍色が鼻の周りについて、防具屋の職人みたいで可愛い よ」と言うと、夫は
「かじったのは伊織か?福っていたじゃないか!伊織か!」と、態度が一変した。
福ならしかたないと思ったらしい・・・・
夫はさっそく伊織を呼んで顔を両手ではさんで「おまえか?」
きょとんとした顔と、藍色で薄汚れた伊織の顔を見たとたんに、伊織が少年剣士に見えたらしい
「男の子はそのくらいやんちゃでちょうどいいな。その顔みたら怒られん」と 伊織を抱き寄せながら笑った。
「私弁償しなきゃと思ったんだけど、いくら位するの?」・・・・・私
「エッツ、買ってくれるのウキウキ?」・・・・・・夫
「うん十万するよかってかって」・・・・・・・夫
「そんな高い物いつ買ったの!!」・・・・・私
「実は、取引のメーカーからの昇段祝いに贈られた甲手テヘっ」・・・・・・夫
カタログの中の夫が指さした価格はうん十万だった。
「親指が無くなってると思ったけど、この程度なら修理できるから平気」・・・・夫
「でも、朝、お前は”福”がかじったっていったぞー」・・・・・・夫
福ちゃんならしかたないと布団の中であきらめて、わざと甲手を見なかったらしい。
私は個人名は言ってないもん伊織が可愛そうだから、”いぬ”って言ったのが”福”に聞こえたらしい。
やっぱり福ちゃんは”福の神”だった。
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