シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

「ちゃわんやのはなし」宝塚シネピピア9/13(金)から9/26(木)上映決定

2024-09-08 23:31:29 | 2024年関西公開作
(C)2023 sumomo inc. All Rights Reserved.
 
 
9/13(金)から9/26(木)上映決定!
宝塚シネピピア
 
「ちゃわんやのはなし」
 
 
<あらすじ>
遡ること420年前、豊臣秀吉の二度目の朝鮮出兵の帰国の際に、
主に西日本の大名たちは朝鮮人陶工を日本に連れ帰った。
薩摩焼、萩焼、上野焼などは朝鮮をルーツに持ち、
今もなお伝統を受け継いでいる。
薩摩の地では、島津家が彼らを厚く庇護をして苗代川という地に住まわせた。
その中に沈壽官家の初代となる沈当吉がいた。
以来、沈壽官家は研磨を重ね多彩な陶技を尽くした名品の数々を
世に送り出し、世界中に “SATSUMA”の名が広がった。
幼少期に経験した言われなき偏見や差別の中で、
日本人の定義とは何かと自身のアイデンティティに悩んだ
十五代沈壽官を救った司馬遼太郎の至宝の言葉。
その十五代沈壽官が修行時代を過ごした韓国・利川にある
あるキムチ甕工房の家族は、
十五代から学んだ伝統を守る意義を語る。
沈壽官家の薩摩焼四百年祭への願い。
そして、十二代渡仁が父から受け継いだ果たすべき使命。
十五代坂倉新兵衛が語る父との記憶と
次の世代への想いとは。
朝鮮をルーツに持つ陶工たち、その周囲の人々の話が交差し、
いま見つめ直すべき日本と韓国の陶芸文化の交わりの歴史、
そして伝統の継承とは何かが浮かび上がる。
 
<高橋裕之のシネマ感>
数々の陶芸品が出る、
それは和ではあるが
朝鮮人陶工の影響(伝統)を受けている。
 
題名の“ちゃわん”の先入観を捨てなければ・・・
 
沈壽官家の歴史的な物語とも感じた。
何故に“ヘイト”に合ったのか?考えさせられる。
(さりげなく差別問題も語られる)
 
ドキュメンタリーと言われているが
多数の作品の助監督を経験してきた
松倉大夏監督だけあって映画的
 
(C)シネマ感
 
更に企画、プロデュースが
李鳳宇だけあって見せてくれます。
 
そう後半の
十五代沈壽官と大迫泰司(沈家・長男)の部分は
”熱気“と”熱血“が伝わってくる。
 
語りは小林薫さん
 
劇中のアニメーションパートは小川泉
 
(C)シネマ感
 
 
 
松倉大夏監督 with 小川泉さん
マスコミ試写会舞台挨拶切り取り(IN十三シアターセブン)

 

 

 
 
※上映情報※
 
広島・八丁座 近日公開
鶴岡まちなかキネマ (山形) 今秋公開
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「キラー・ナマケモノ」a... | トップ | ドキュメンタリー映画「あな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2024年関西公開作」カテゴリの最新記事