私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



彼を感じた夜

2022-05-30 07:34:00 | 日記

昨夜、

1人の夜。

彼の動画を見ていたら、いつのまにか、眠っていた。

何度も繰り返し見ていた。

彼の目線の先に、紛れもなく私がいて、

彼から漏れる吐息の生温かさを想像しながら、

私は眠ったんだった。

私は、それだけで、幸せだったんだ。





深夜、LINEの音がした。

神様は、私のために、彼を起こしてくれたようだった。

それから私は、彼に甘えたくて仕方がなかったから、

とてもいい子にした。

彼は、疲れなど微塵も見せずに、

言葉巧みに私にささやく。

私だけ、気持ち良くなってごめんなさい。

そう思う暇もなく、

彼は、リードしてくれる。




ここから、本当に彼が欲しくなるというときに、

私の手が、彼の手の代わりに動きだす。

きみならできるよ。

そう言われた時、頭の中が、真っ白になった。

彼の脳になった瞬間だった。


この後…


確かに感じたの。

彼の重さ。

彼の力強さ。

彼のささやき。

彼の体温を。

すぐそばで感じられたの…。


もう一度、天獄ヘ、イカセテ。




1人の夜と違って、彼は、余韻に浸る時間を与えてくれる。


彼は、私をほったらかしにしない。

眠たくなって、意識が遠のくまで、

いいえ。

意識が遠のいた後も、まだ、

LINEに残る文字。



こんなに幸せでいいの?

私は初めて、

幸せすぎて怖いことを知った。