私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



理想と現実の狭間で

2022-09-22 06:50:00 | 日記


理想を追い求めても、

自分の力では、どうにもならないこともある。

ある程度のところで、頃合いをつけるのが実情。

けれど、本心は、納得がいっていない。

彼は、そんな性分。

ゆえに、

少しでも、理想へ近づきたいと、努力をしようとしてしまう。

割り切れば楽なのに。





さっきまで距離感があったかのような彼の声が、

変わった気がした。

耳元に直接語りかけてくる声は、とても穏やかで、優しい響きだった。

そして私に、隣に居るかのように感じさせる。




そういった努力は、誰かに正当に評価されなければ、きっと、失われる。

誰か一人でもいい。

それだけで、報われることもある。

世間が、その時の風潮で、向きを変えるのとは別に、

自分は、

公平な目でちゃんと物事を見て、判断する必要がある。

そうでないと、

世の中は、多数決で、多い方が正しくなる。

そんな感覚がある。






俺は、誰かに、過剰に評価されているけどね…。

そう言って彼は私をドキッとさせた。

確かに、昨日は、酔っていて、彼への想いを伝えすぎた。

それは、一旦、体に入れて、排出させるのだそう。

それも、彼なりのやり方。

自分に、おごることのないように。




評価を謙虚に受け止めて、

それでまた、自分を高めていく。

常に自分と闘う、そんな彼の姿が見える。

私は、彼に、

ひとときの休息を与えてあげたい。

そんな存在になれたらいいな。と思っていた。




夜の犬の散歩に出た時、

東の空に、一際明るい星が見えていた。

さっきより、少し高くなったなあと、電話を切ってから、眺めていた。






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