夫のことを書くのは辛い。
向き合うとかいって、自分に課題を課すのは、やめよう。
それより、
今をどうするべきか、自分で考えて、
その一瞬一瞬を自分の足で立つようにすれば、
自然と関係性も成り立ってくると思う。
その為に、
彼との別れは、必要だった。
あの日、
私のためだと言ってくれた意味は、
これが本来の意味。
一夜明けて、
私はなぜか、不思議と落ち込んでいない。
むしろ、スッキリしている。
娘は言った。
クラスの男子が、グループに分かれてしまって、今にも喧嘩しそうな雰囲気なんだと。
その理由は、小学生みたいで、
してることも、中学校を卒業したのかと疑うぐらいに、
低レベルで、
見ていられないと。
彼女は、改善するにはどうするべきか、
自分なりに
考えて、考えすぎて、苦しくなって、
学校に行けなくなった。
あの子が、学校に行けなくなる理由は、大抵、自分のことではなく、周りのことだ。
色んな経験が、彼女を成長させてくれる。
私は、潰されないように見守ろうと思う。
田んぼに植えられた稲の苗は、一つ一つ、
与えられた環境で自立しているように見える。
なんて力強いんだろう。
決して、人に依存などしていない。
今日の私には、小さな稲が、今までと違って見えた。
稲になりたい。そう言ったあの頃の私は、
育ててもらうことばかり考えていたと思う。