飯塚です。
今年もとてつもない猛暑のため、当院含め日本全国で熱中症の方が連日受診されているようです。
今回はそんな真夏にローテしてくれた鈴木先生からのコメントです!
8月1か月間ICUをローテートさせていただき、大変お世話になりました。毎日が充実していてあっという間に感じました。
私は外科を志望しているため、周術期管理、特に循環動態の考え方、by systemに沿ったアセスメントの方法について学習したいと思い、ICUローテを希望しました。当初抱いていた目標はおおむね達成できたのではないかと思います。
個人的に最も良い経験だったのが心エコーです。ICUでは意識的に心エコーを行うことを心掛け、COの測定方法だけでなく、心エコーに対する苦手意識が改善しました。また、フェローの先生方はじめ上級医の先生方が質問に対し丁寧にご指導してくださり、朝カンファでは自分では全く考えが及ばなかった点に関してご指摘くださり非常に勉強になりました。他診療科ではなかった、多職種カンファでは朝のうちに情報を共有することで、一日の動きがスムーズになるだけでなく患者の早期回復につながると感じました。さらに、隙間時間を利用して先生方にレクチャーをしていただき、輸液管理、抗菌薬の適正使用、PONV、輸血管理などを勉強させていただきました。
有意義な研修をさせていただき、誠にありがとうございました。ICUで学んだことを生かせるように復習を頑張ります!
鈴木先生は外科志望なだけあり、日々の疑問点をこちらの目をみて真っ直ぐに聞いてきてくれました。
自分たちもレクチャーしているうちに理解があやふやな点を再確認させられ、貴重なアウトプットの機会になりました。
驚かされたのは、月末の症例ベースでのプレゼンクオリティでした。作り込み方がとんでもなく、スタッフクラスからも感嘆の声が挙がるほどでした。あれを初期研修医で作れるなんて信じられません。
あまりの素晴らしさに「寝る間を惜しんで作業したのだろう」クオリティに感じましたが、この表現は働き方改革目線では好ましくないですね。
おそらく彼女らしく効率良くテキパキと作ってくれたのでしょう。部門の勉強会に留めるには惜しい内容でした。
来月からは地域医療研修との話でしばらくは院外研修になりますが、またパワーアップして帰ってきてくれることが楽しみです。
鈴木先生、1ヶ月間お疲れ様でした!