去年は友人に連れられて手続きも何もなかったのだが、今回は初めて自分でエントリーからやった。スタート場所は家から歩いて10分足らずの場所なのでギリギリに行っても良かったのだが、当日受付なんかがあると思い早めに出発するも特にそういったものは無かった。
みなとマラソンのタイムは47分04秒。今回の目標は45分切り。練習量から考えるとちょっと難しい数字だが、目標は高く持たないとね。
前回は勝手が分からずほぼ最後尾からスタートして、最初の1kmはほとんど歩きという状態だった。その教訓を生かして今回はなるべく前に陣取り序盤から流れに乗ることに成功。
明らかに普段走っているペースよりも速いが、人が多いと気持ちが高揚するのか不思議とついていける。2km地点で9分を切っていたのでかなり驚いた。このままだったら40分台前半、もしくは40分切りもいけるんじゃないかと興奮したよ。
ところがこんなハイペースが続くはずもなく、弥勒橋を渡った4km地点で心拍数は限界値。残り6kmもあるのかと絶望的な気分に……と、本当にここで歩こうかと思ったのだが、ちょうどチョイ悪友人が同じペースで後ろからついてきているのが分かったので歩くわけにはいかない。あとは意地で走り抜く。
それでも6km地点あたりでガクッとペースが落ちる。あとはそのペースを何とか維持。目の前におむすびの被りものをした小柄な女性が走っていたので、その人をペースメーカーに出来たのが助かった。ありがとう、おにぎり姐さん。
途中までは後ろにつけてきた友人を気にしながら走っていたが、最後は振り向く力も無くひたすら前を向いて走る。そして心臓が張り裂けんばかりの苦しさでゴール。気になるタイムは、なんと奇跡の43分11秒!!目標の45分を大幅に上回ることが出来た。いやー、苦しさに耐えた甲斐があったよ。
30歳代部門でみると83位/1157人中ってんだからよくやったと思うよ。もちろん本格的にやっている人からしたら大したことないのだろうけどさ。努力した分がそのまま自分に返ってくるっていうのはマラソンの魅力の一つだよね。
ちなみにRunkeeperも起動させてデータを取った。
こうやって見ると自分の感覚通り6kmで1度沈んでいるけど、そのあとそれほど崩れていないのが意外だった。走っている感じだと5:00/kmだと思っていたんだよね。あと、やっぱり序盤の4kmまでは相当速いペースだよ。特に2km地点の3:58/kmってのはオレには異常なペースだよ。
走っている最中は「マラソン大会なんか2度と出てやるもんか!」と思っていたのだが、こうやってしっかりと結果が出て、時間も経つとそういった気持ちが薄らいでいき、「来年はより良い記録を!」となるから不思議だね。
とりあえずは日々のランニングを細々と続けてい行こうかねぇって話(´∀`)
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