この時計はGPS付きなので常にペースを確認しながら走ることが出来る。それだけでもかなり役になっているのだが、このAmbitで記録したデータにケイデンスという項目があるのを発見した。
自転車ではよく聞くケイデンスという単語がランニングでも使われているとは知らなかった。自転車におけるケイデンスは1分間に回すペダルの回転数だが、ランニングも同じで、1分間にどれだけ着地するかで計測する。ケイデンスの表記はspmで、1歩で1ケイデンス計算。これが自転車だとケイデンス表記はrpm。この場合はクランク1回転で1ケイデンス計算。
ネットでランニングのケイデンス情報を検索してみると、180spmが1つの目安らしいことが分かった。Ambitはrpm表記なので90rpm以上で走ればよいわけね。
ところが今までのデータを見ると、オレのケイデンスは80~85rpm程度。spm換算すると160~170しかないじゃないの。そこでケイデンスを意識して走ってみるとこれが実に難しい。回転数を上げるのがこんなに難しいとは思わなかったよ。
最初はストライドはそのままに回転数を上げてみるものの、ペースが上がりすぎてすぐに息切れ。次にストライドを狭めて回転数を意識して走ってみる。これだとピッチは保つことが出来るけど、せわしなく脚が動いて全然速くないなと感じていたのだがデータは正直だ。この走り方でも今までと同じペースで走れていて、さらに心肺への負担も軽減されている。
驚くべき事だけれど、どうやらこの走り方の方が疲労が少なく速く走れるようだ。少なくともオレにとっては。
今はまだ5:00/km前後で走っているが、慣れてくれば10km程度なら4:30/kmくらいで走れそうな手応えを感じている。これまでランニングのケイデンスなんて全く意識していなかったから目から鱗だね。
しかしこれだけペースが上げられるのだったら、それこそ本番まで10km以上走らずにサブ3.5狙えるんじゃないかねぇって話(´∀`)
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