さよならteacup

どこが鉄板カレーなのよ?

今回はカレーの話。少し前の話になるんだけど、カレーの話をしないわけにはいかないからね。

前に名古屋に行った際にスープカレーの元祖と言われるMAGICSPICEに行ったが、その時にもう1軒別のカレー屋に行ったんだよね。行った店は栄丸栄の地下にある轟屋重兵衛。

「ステーキと鉄板カレー」と看板にはある。カウンター越しに鉄板で肉を焼いている姿が見えるのは良い感じ。客の年齢層は高めで、40~50代の人が多い。彼女と行ったのだが、オレたちは一番若い客だろう。

鉄板カレーというからには一工夫あるのかと思いきや、出てきたのは普通のカレー。



とは言え、見た目からも分かる通り上品な味だ。ルウは具のないタイプで濃厚。味の方向性は違うけど、同じく栄の三越地下にある「匠」に似てるかね。

辛さ抑えめで甘みのある味は中々のものだ。欲を言えばもうすこしパンチのある何かが欲しい。どうも物足りなさを感じてしまうんだよね。値段はたしか900円くらいだったと思う。店の雰囲気からしたら妥当な値段だけど、カレー単体のクオリティで言えば高いね。

決して味は悪くなく、1000円以下っていうのも良いのだけれど、やはり紀尾井のビーフカレー850円が壁になるんだよね。欧風カレーだとどうしても比べちゃうんだよねぇ。まぁ、あそこの場合は採算を度外視してる部分があるから基準にすると他の店に悪いんだけどさ。

そんなわけで、興味のある人は栄に立ち寄った際には足を運んでみてはいかがだろう。もう一つの売りのステーキも、焼く前の生肉をシェフ自ら客に見せて歩く本格志向だ。ちなみにオレは二度と行く事はないだろうけどねって話(´∀`)

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