1階が駐車場で2階にお店という造りは、同じ清水の「サンライス」に似ている。味まで似ていなければよいのだが……
階段を上がるとドアがあるのだが、このドアが一軒家のようで入りづらい。OPENの看板がかけてあるが、やっているかどうか怪しい雰囲気だ。
意を決して入った店内は想像していたよりも狭く、厨房側と窓側にそれぞれカウンター席があり、合わせて10席ちょっとしかない。この日は客は1人もいなく、厨房側カウンター席のど真ん中に座った。店員は50代くらいのおばちゃんが1人だったが、他の日はどうかは知らない。
カレーは全部で4種類。イベリコ豚ベーコンエックカリー、ビーフカリー、ベジタブルカリー、煮込みハンバーグカリーだ。煮込みハンバーグだけが1,300円、あとは1,000円という値段設定で、これにサラダが付いてくる。
オレが注文したのは店内でオススメ印が付いていたイベリコ豚ベーコンエックカリーだ。
ルウとライスは別盛になっていて、ライス側にイベリコ豚ベーコンと目玉焼きが乗っている。ルウはサラサラタイプで、奇しくも「サンライス」と似た感じだ。
気になるお味だが、かなりスパイシーに仕上がっていて、「匠」のようなコクは感じられないが、味はしっかりしている。系統で言うと「サンライス」に近いのだが、こちらの方が数段美味しい。ただ、スパイスが前面に来ているので、オレの望む味とは少し違った。
目玉のイベリコ豚ベーコンだが、単純にイベリコ豚ベーコンが乗っかっているだけなので、正直カレーに合わせる意味が分からない。目玉焼きもしかり。単体では美味しいけど、別にカレーに合わせるもんじゃないよね。
ちなみに4種類あるカレーのベースはすべて同じとのこと。ベースが違うのならまた行こうかと思うのだが…うーん、悩むところだ。ただビーフカリーがどういう風になるのかはちょっと気になる。
そんなわけでカレー専門店「カリー マレリカ」。カレーにイベリコ豚ってのはそうそうないだろうから、みんなも試しに1度行ってみてはどうだろうって話(´∀`)
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