今日のお昼は・・・うどん???のような麺。
最近見つけたお店で、中華系、以前から食べてみたいなと思っていた麺メニューがあったので、
勇気を出して行ってみた。
注文時にその食べてみたかった麺メニューを言うと、お店の人が、
「それより、今、打ちたての麺があるから、その方が絶対美味しいから」と言ってきた。
一瞬迷ったが、本当に麺を打っていたので、最初の希望していたメニューではなく、
「じゃあ、それで」と言った。
麺にもいろいろ種類があるのだろうか、希望した麺ではなく、別の麺らしい。
少し待つと、丼が運ばれてきた。見た目、うどん、だった。
うどんの上には、小松菜、豆もやし、角切りジャガイモ、角切り人参、煮込まれた豚肉が、
盛りつけられていた。
お店の人は、「よく混ぜて」と言った。
なので、箸で丼の中をかき混ぜた。そうすると、酢の香りが立ち上ってきた。
酢か・・・実は、あまり酢は好きではない。だから、ちょっとどうかな、と躊躇した。
うどん?の下には、赤いタレがあったので、それを混ぜるのだなと分かった。
色的には、辛そうだったが、辛そうな香りは立ち上ってこない、酢の香りだけが、立ち上ってくる。
混ぜたうどんを箸で持ち上げると、重い。重い? うどんだよ? どういう事?
うどんを口に運んだ。見た目、うどんなのだけど、歯ごたえというか、噛み応えが、かなりある。
麺が、ギュッと中身詰まっています的な感じで、麺を一本箸でつまむが、
なんとも重く中身の詰まった麺なのでツルツル、とはいかない。
他の麺と絡み合って、すすっても上がってこない。
だから、箸で掬いあげて、口に運ぶ。うどんはコシが、というが、コシどころではない。
うどんとは、似て非なるものだ。そして、麺の下の赤いタレは、どうもラー油っぽい。
酢の香りがするラー油を混ぜながら、うどんを食べる。辛くない。
辛味はなく、口の周りが油っぽくなるだけ。味が無いわけではないけど、味が思い出せない程の味。
これは、好き嫌いがはっきり分かれるだろうな。
そして、この重く噛み応えのあるうどんの腹持ちの良い事。夜になってもまだ、お腹空きません。