Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

病院ツアー つづき

2009-08-23 05:53:11 | ニンプ生活のこと
ツアーのことで書き忘れたことが少々


ココの街には日本で言う「市民病院」サイズの

病院が2件

ちょっとした検査などはすべて大きな病院へ行かなければなりません


今まではツアーに行った方じゃない方を利用していました

何故変更したかと言うと


産科の先生のHome(拠点)が今回の病院と言うことと

その病院で出産すると色んな特典があるから

その特典を受ける条件が、今回のツアー&クラス


ちなみに特典とは

Sweet roomが使用できる(いわゆる特別室)6部屋しかないので空いてれば

豪華ディナー2名分(ステーキ、チキン、又は海老)しかもワイン付!出産後すぐに飲んで良いのか?

Baby's first Teddy bear クマのぬいぐるみ

Infant Car Seat 乳児用カーシートコレが一番の目的

他にもMother's bag(多分サンプルとか入ったセット)やら

写真撮影サービス、、、


帝王切開なのにたった48時間で

放り出されるなら、どこの病院でも同じこと

そりゃあ、サービスがある方へ行くでしょ?


ツアー当日は特別室は見れなかったけど

一般病室でも日本に比べればコチラも豪華

必ずトイレ・シャワー・テレビ付ですから


入院中の説明の中で「アメリカらしい」と思ったのは

注意事項に

・新生児の検診などで病室に入る看護婦は必ずピンクの名札付
 なので、名札がついている人でもピンク以外の名札の人には
 絶対子供を連れて行かせないように


・入室した看護婦は必ず事前に、親と子供がマッチしているか確認します

など等、、、しかも

部屋には作り物の時計が置いてあり

「次回の訪問は○○時」です の表示


何故?ルーズなはずのココが

ここまで徹底するかと言うと。。。


誘拐が多いから。。。

しかもアジア人は臓器として高値で売られるらしい。。。

こんな国境の街で誘拐された日にゃ、ひとたまりもないわ


実際に大の大人の誘拐も頻繁にあるんです。。。

殺人や窃盗も、メキシコへ逃げられたら

警察も簡単に手を出すことは出来ないので

被害者は泣き寝入りになることがほとんど



色んな場面で、いつも「国境の怖さ」を

思い知らされるのだわ。。。