週末のストームもそれほど酷くなくすみました
でも気温はマイナス20度近かったけどね・・・・
今朝はなんだか体が重く(体重は関係なく)、風邪気味かなあ
若造が休みだったので、一日中寝たフリ・・・
でもそうだからといって、誰かが炊事をやってくれるわけでもないので
夕方からは夕食やら何やらやったけどね・・・・
さて今日は、11月初め頃にむかついた話
アメリカ(海外)に住んだことがある人なら、
今回の話はかなり同感してくれるかと思いますが。。。
11月に小僧が39度くらいの高熱を出しました
日本なら何時でも病院にいくところですが
こちらは熱ぐらいじゃあ、診察には行かずとりあえず買い置きの薬で様子を見ます
(市販の薬が日本の病院処方と同じくらいキツイ)
熱も二日目になって、嘔吐に水分をとらなくなったので
こりゃあ、やばいぞ
と思い病院に電話
アメリカの病院、ほとんどの所が予約なしでは診察しません
(たとえ主治医でも)
急病の時は、切々とちょっとオーバーに容態を伝えるのが予約を早く取るポイント
オハイオで私が扁桃腺が腫れ、かなり悪くても「じゃあ5日後でどう?」って
言われたこともある(治るわ!
)←治らんかったけど
今回は3歳児で脱水が怖いということもあって、無理に予約に入れてくれた
でも、それから120km先の主治医まで高熱の小僧を連れて運転しなければなりません
なぜそんな遠くに行くのか?
村には病院がありません、週2で隣村の病院から出張診察がきます
40kmほど先の二つの村に病院があるので、越してきたとき保険会社に
その病院で診察出来るように申請
日本の方はここで????ですよね
アメリカの健康保険は、誰もが同じものではなく自分で選んで決めるシステム
保険会社毎に、支払いも掛け金も掛かれる病院も違います
申請して1年以上、何の音沙汰もなく2年が過ぎた頃
保険会社にこちらからもう一度問い合わせると
病院側から帰ってきた返事が
そちらの保険を受け入れる予定はありません
(英語では Not interesting(興味がない)とあった)
どう思う~?
若造は村の救急隊員
をボランティアでやっていて、これらの病院にも
よく通ったり、片方の村に関しては直接仕事で貢献させてもらってる
あ~そうですか、よく分かりましたわ(捨て鉢)
なので、もしも!緊急で病院に行かなければならない場合
私たちは最低でも120km先まで行かないといけない
(助からんわ!)
では本題に戻ります
水分を頑張って飲まそうとしても、吐いてしまう小僧
病院に行くとすぐに別室で隔離され、待つこと1時間
やっと診察室に案内され、看護婦さんが問診のあと
(診察室は全員別々)
「アニメ見る?」「お母さんコーヒー飲む?」とえらいサービス
そこでピンと来た、、、、もっと待たされるって・・・
案の定そこからまた1時間半ほど待たされた
うつろにパソコンに映るアニメをみる小僧
やーーーーっと診察してもらい、熱の時のお約束の
アイスキャンディー
着色料がゴーカイに使われてそうな色のアイス
普段は食べない小僧が、この日はちょっと食べた
先生は「食べてくれなかったら、点滴するから入院ね」って言うので
入院、、、
点滴、、、、
ああ、、、、$1000コース と悲観にくれていたワタシ
(アメリカの診療は、保険があってもでーらー高額)
採尿と、手の甲からの採血を気丈にこなした小僧
(シオラーノなら3日くらい泣くわ)
たっぷりのアイスキャンディーとローリーポップをお土産に貰い、病院をあとに
その後40分ほどの途中の薬局で、薬をもらい家路に着く・・・
高熱の子供を連れ、気温も0度近いと言うに・・・一日仕事
いつもいつも、子供が病気になると果てしなく訪れる怒りと不安
日本なら予約なしでも診れくれるのに、小学校まではタダなのに
アメリカじゃあ、病気の子供を守ってあげることが十分に出来ない
こんな国大っ嫌い
そして、、、後日来た請求書は
$112
日本の皆さん、政治はぐちゃぐちゃで色々不満もあるかと思いますが
ワタシからすると、子供と年寄りにはまだまだ優しい国だと思います