あの日の翌日、実家が気になってでかげたが、それ以外近所には出かけるもののあまり人ごみには出かけなかった。余震が続いていたし、何かあると面倒くさいと思ったからだ。
今日、久しぶりに買い物に出かけた。噂の通り野菜は高い、牛乳、水はない、いくつかのスーパーを回り目的のものは手に入れたのだが、なんだかちょっと変だな、いつもと違うなと思った。
それは店の中が暗いという事。どの店も節電のため天井の電気や冷蔵棚の照明を落としている。どこかで見たような光景、明るさだなと思った。
それは外国のスーパーの明るさだ。ソ連(当時)国境に近いフィンランドのスーパーはもっと暗く商品もなかった。スウェーデンもノールウェイもあんな明るさだった。ポルトガルもアイスランドなんか暗くて寂しさまで感じた。
ビッグシティロンドンでさえ、日本のような明るさではない。天気のいい日に店を見ると中がうす暗く、やっていないのかと思うくらいだ。
今の明るさで十分じゃないか、いつ消えるかも解らない停電になるより、節電で対応できると思う。今までが明るすぎ、僕たちはそれに馴らされていたんだ。
節電の特効薬をお教えしようか。道端に置いてある自動販売機、あれをすべてやめれば原発1基くらいいらなくなるんじゃないか。
昔、同じ事をある原子力関係の中くらいのお偉いさんに面と向かって言った事がある。あからさまにいやな顔をされた。
(写真と記事内容は関係ありません)