昼、出先で食事をすることになり珍しく回転寿司の店に入った。ウィークデーの昼だというのに店内はほぼ満員でびっくりした。子供が春休みのせいか、給料日後という事もあったのだろう。
しかし待つ事もなくすぐに席へ案内された。そのとき、隣りの席のカップルの食べ方にびっくりした。カップルといってもそれほど若い2人ではなく、40歳前後だろうか。食べ終わった皿がかなり高く積んであるのに、テーブルの上にはまだ手のつけられていない皿が一杯なのである。
そんなに食べられるのかなあ、食べ盛りとも思えないし、取ってはしまったが持て余しているというような感じにも見えるし。
いろいろな寿司が回ってきた。いくつかの好きな寿司を取った。
ふと隣りのことを考えた。隣りは寿司の流れの川上にあった。そのせいか僕のところまで流れてくる皿がやや少ない。隣りが取りすぎているからか?
寿司の流れが物流と考えると,隣りは東京,川下へいく皿の数は少なくなる。取ったはいいが皿は余っている。
僕はいつもと同じくらい食べ店を後にした。
買い占めならぬ"食い占め"だったのか。
(写真と記事内容は勿論関係ありません)