O'kashira

うだうだ

大地震、停電、米、光。

2011-03-18 14:32:27 | 横浜の空の下
 なんと言っていいのか言葉も見つかりません。
 昨年までで両親4人がすでに亡くなり、こんな悲しい状況を見なくてすんでよかったと思うほどです。
 今ここに住む僕たちになにができるのか考えると、普段の生活をすればいいという結論に達しました。ただし少し不便さに向き合って。
 そこでこんな事をお教えします。そんな事知ってらあという人はそれで結構。知らなかった人は参考にしてください。停電のとき役立つと思います。

 ガスと釜でご飯を炊く方法。

できればなるべく厚手の鍋、釜を用意します。土鍋があればなお結構。ダッチオーブンなお結構。
1、お米を研ぐ(これは熱源と関係ないからできるはず)
2、水加減をする。原則1:1・2、つまりカップ1杯200ccならば240ccの水を加える。2カップならその2倍。新米か鍋釜の種類により水加減は変わるので何度かやってみて調節する。
3、そのまま20分くらい置く。
4、強火にかけ、沸騰するまで待つ。
5、沸騰したら弱火にし3分間加熱する。
6、3分経ったら火を消し10分間そのままにする。
7、10分後再び火をつけ弱火で3分間加熱する。
8、3分後火を消し10分間蒸らして出来上がり。
これでお焦げもないおいしいご飯が炊けます。
僕たちはこの3-10-3-10分の方法を"手島式"と呼んでいます。
我が家ではこの方法で文化鍋、土鍋で何十年も焚いていますし、キャンプでもこの手島式です。3升釜でやった事もあります。(元アウトドアジャーナリスト=O'Kashira)

懐中電灯の使い方。

 懐中電灯は一方向に光を飛ばすものです。そして何かに光がぶつからないと光りません。そこで部屋で使うときはその光をいつも使っている電灯のかさに当ててください。光が拡散され部屋全体が明るくなります。

もう一つ。


 これは懐中電灯の発光部にスーパーのレジ袋を膨らませてかぶせたもの。こうすると袋全体が発光部となり柔らかい光が拡散します。専門用語でディフューズと言います。これもよくキャンプで使う方法。テ-ブルでは勿論、夜、子供たちが移動するとき誘導灯として使います。(元カメラマン=O'Kashira)

どうでしょう、参考になりましたか?
こんなアイデアもあるよというテクを知っている方、どんどん書き込んでください。


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えんどう)
2011-03-18 23:25:37
未曾有の大災害
・阪神大震災
・9.11
・東北関東大震災
いつも思うことに、これは現実なのか?
夢でも見ているのではないか!と瞑想してしまう。

我が家は、茨城県の東海村。震災後の停電は、関東一円何処も同じだと思うが、これに断水がプラスされた。我が家のアパート内は、地震で足の踏み場も無い位に破壊された。仕方なく、私の実家に非難した。私もアウトドアー派な者で、実家の倉庫には、キャンプ道具がビッシリ!コールマンのランタンで照度確保(めちゃ明るい)!ガスはプロパンガスだったのでかろうじて使用可。そこで活躍したのが土鍋!いつもより美味しいご飯が炊けた気がする。水は、近くの畑に手漕ぎポンプ付きの井戸が有り、水は潤沢だった。給水所で一人2リットルと言っているなか申し訳ない気分だ!
行政や職人さん達皆さんのおかげで、今はライフライン完全復旧している!ありがたい限りだ。自分も被災者なのに!
ん!コメントの趣旨が変わったか!
最後に、今回強く感じた事に、大災害を生き抜くためには、ガテン系の柔軟な行動と発想が必要だと思いました。とりあえず、私は元気です!
返信する
よかった (O'Kashira)
2011-03-18 23:53:12
まわりの皆さんも大丈夫でしたか。
工場に水はつかなかったようです。(Cyabo情報)
電気炊飯器ばかり、あの目盛りでご飯を炊いていた人にとってご飯を炊くという作業は大変な事のようで。
僕なんか、いつ停電になるのかと心待ちにしているのに(不謹慎か?)懐中電灯ランタンの出番がちっともない。
返信する
ご無事で良かったです (COOT)
2011-03-19 17:42:24
お頭、えんどうさん、支援隊の皆さん、

お身体の方はご無事とのことで本当に良かったです。案じておりました。

私も地震勃発時は震度6の宇都宮郊外にいて、近くの天井が崩れたり、回りの被害は大きかったですが、幸い怪我もなく、東京~神奈川にいた家族も無事でした。連絡のつく範囲のARCの仲間も無事のようです。

今日は、都心のNPOの事務所まで、救援物資を運んで来ました。何かちょっとでも役に立てることをできて、自己満足と言えば自己満足ですが、こんな時でも少しすがすがしい気分になれました。

まだ大変な状況は続いているし、復興まで何年もかかるでしょうが、日本のあちこちや世界中の人々の善意の行動から生まれているたくさんの勇気と希望をもってすれば、きっと切り抜けられると信じています。

また皆で楽しくキャンプできる日を楽しみにしています。
返信する
Unknown (O'Kashira)
2011-03-20 14:09:45
COOTさま
 ご無事でなにより。
 東北には釣り仲間、スキー仲間が何人かいるのでそれが心配です。
 心の中で、今年計画していたいろいろがすべて崩れてしまいました。
 少し気分が高揚するようなイベントを考えましょう。
返信する
Unknown (COOT)
2011-03-21 19:42:49
仲間の皆さんの安否は心配ですね。

>少し気分が高揚するようなイベントを考えましょう。

賛成!

ガソリン不足が解消されて、いろいろな事がある程度落ちついたら、何か復興に間接的にでもちょっとは役立つようなイベントが出来るといいなと思います。
返信する

コメントを投稿