学生の時、
国語の教科書に載っている話というのは
読んで先生の質問に答えるもの、ぐらいの認識だったのですが
高校の教科書で『こころ』(夏目漱石)を読んだ時に
初めて、すごく面白い!と思いました。
教科書には「中」の部分しか載っていなかったので
本を買ったのか図書館で借りたのか覚えていませんが
その前後(全文)を読んで、
純文学ってこんなに面白いんだ!と思い、
10代後半から20代前半は
有名な作品を気になるものから読んでみました。
それなりに読んだと思うのですが
結局、『こころ』より感動する作品に出合えず
自分の中の「純文学ブーム」は数年で終了しました。
ずっと持っていたはずの本がなくなったので
書い直した『こころ』。(with ぼたん)
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Kindle版もスマホに入っています。
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(Amazonから画像拝借しました)
当時読んだ純文学の本は、
図書館で借りたり、処分してしまったものも多く、
あまり手元に残っていません。
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夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、懐かしいですね。
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『恋人たちの森』(森茉莉)
これは純文学に入るのかな?
懐かしい。森鷗外の娘さんですね。
感想を一言で言うなら「耽美」でしょうか。
若い頃は良さがよくわからなかったけど、今読んだら違うかな。
ちょうどこの頃、
偶然、テレビでイッセー尾形さんが先生役の『こころ』を観ました。
それがものすごく良かったんです!!
全体的な感想は、お金かけてないのかな?なんですが(だいぶ失礼)
ものすごく格好良くて
もう、私の中の「先生」はずっとイッセー尾形さんです。
(調べたら1991年の東芝日曜劇場だと思います)
そして話は変わるのですが、「こころ」といえば
ずっと探している本(あるいは雑誌?)がありまして。。。
15〜20年くらい前に読んだのですが
「人間の心は腸にある」という内容の文章がとても面白く、
そしてとても納得できる説だったんです。
それ以来、
自分の「こころ」は脳ではなく腸にあると思っていて
12、3年前、勤めていた会社でそんな話が出たことがあって、
その説のことは特に何も話さなかったのですが
久しぶりにその本をもう一回読もうとしたところ…
どこにもない!! Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
本じゃなくて雑誌の寄稿文だったかも?と思って
それらしい雑誌を片っ端から探すも見つからず。
誰が書いた、何と言う文章なのかも、全く思い出せないまま、
今に至ります。
何度か読み返した記憶があるから、
絶対家にある本のどれかだと思うのですが。。。
読んだ時、すぐに旦那に話したのは覚えているんだけどな〜
生物の起源の話から、臓器移植の話まで、
誰かに話したいけどうろ覚えすぎてとても話せないのです。
残念。
最近読んでいる、『歌わないキビタキ』にこんな一説があります。
本文より抜粋↓
アメリカの研究者、マイケル・D・ガーション博士は著者『セカンドブレイン』で、腸は脳とは別に、「感じ、判断し、行動する指示を出す」独自の神経系を持つ、第二の脳であるとしている。
少し違うかもだけど、私が読みたい文章に近いかも?
う〜ん、気になります。
ちなみに『歌わないキビタキ』はゆっくり読むのに良い本です。。
こういう丁寧な文章のエッセイは好きです。
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さて、
今日もネコたちはよく寝ています。
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少し前に、寝ているぼたんを見ながら、はるが言いました。
「猫って、横向きで寝ると、手が浮くの?」
…いいえ、そんなことはありません。
ぼたんか、ぼたん並に厚みのある猫だけですよ〜
はるが思っている一般的な猫が、
ぼたんとふわりなことに若干不安を感じる今日この頃。
あ、お父さんがコンビニで買ってきたBRUTUS。
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特集の「猫になりたい。」良かったです。
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表紙がなんとなく、ぼたんぽい?気がします。