ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

読書日記[47]母型

2025-02-17 21:32:12 | 読書
とても好きだと思った、内藤礼さんの作品とことば。

その後もずっと本とか探していて
買ったものから順番に読んでいます。


神戸芸術工科大学レクチャーブックス 4
『母型』内藤礼



この本は2008年の大学の特別講義の記録なのですが
作品に関しての考え方がよくわかりました。
アーティスト本人に実際に話を聞ける機会は貴重です。
学生の時ってこういうのがあるの、いいですよね。


「母型」というタイトルで内藤さんはいくつか作品を作っていて
旦那は数年前に会社の人と直島に行った時に
豊島美術館の「母型」にも行ったそう。
羨ましい〜。
まあ、当時は全然知らなかったんですが…(´ー`)

すごく素敵な場所です。



豊島美術館のサイトから画像拝借しました


この作品に関しての対談があります

【対談】福武英明×内藤礼 幸せの定義を拡張する「人×自然×アート」の可能性
(https://forbesjapan.com/articles/detail/52980)

私の作品は、その場所をつくり替えるというよりは、何か最小限のものをそこに置くことによって、元々そこにあったよいものが顕れてくるように、というものです。すでに地上に私たちが与えられているもの。風であったり、光であったり、水であったり、そう、生命もです。


内藤礼さんの本はまだ手元に数冊あるので
読むのが楽しみです。


また、
本文の最初の方では
横浜トリエンナーレ2008の作品のことについて語られていて。
行けばよかった〜。観たかった〜。
2008年ならちょきを飼った年だから
東京に住んでいたのに。

ちなみに、
横浜トリエンナーレは第1回と第2回は観に行っていて
2008年は3回目。


探したら2001年のガイドブックが見つかりました。



このとき観て、今でも強烈に印象に残っているのが
草間彌生さんの「エンドレス・ナルシス・ショウ」。

パシフィコ展示場内に、ミラーボールを床に敷き詰め、
中空にも吊り下げたインスタレーションです。

ちょうど観に行った時、会場には私一人で
部屋中に敷き詰めたミラーボールはまさに圧巻でした。
その全てに私が映り込み
「見る側」と「見られる側」が反転したような、
自分までもが作品の一部になったような、
インスタレーションのすごさを直に体験した気がします。
まさにナルシストの部屋!
改めて、草間彌生ってすごいとその時思いました。






ぐっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっv:・;𝐿



コーヒーを入れている間に
ふわりが謎のメッセージを残していました。
ノートパソコンはちゃんと閉じておかないとこうなります。

今日はここまでにして、
内藤礼さんに関してはまた書きたいです。


すぐパソコンにのってしまうふわりちゃんは
今日もはるのベッドでぐっすりです。



この下になっているのは、クッションの「犬ちゃん」。



なんだか「重いよ〜」って言ってるみたい。
困った顔に見えてしまう。


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