気まま夫婦ドライブ旅

山とドライブ好きな夫と、
無免許インドアな妻「私」の写真旅日記。
房総半島中心です。

諏訪湖 高島城 原田泰治美術館

2012年09月13日 | 信州 松本木曽諏訪


最後の日です。諏訪湖畔の間欠泉。来たらちょうど終わったとこでした。

時間制で吹き出してるんですね。



近くにあった高島城。夫が教えてくれなければ全然知らなかった。



原田泰治美術館。

原画を見られるのはいいものです。

その日なんと原田さんご本人がいらしてました。

すごいファンというわけではないのですが、サインをもらってしまいました。

同時開催されてた中国の農民画家の作品がきれいでかわいかったです。


諏訪湖から甲府まで夫の趣味で一般道を走ったら、甲府で豪雨が突然やってきた。

とにかくすごかったです。

あとは中央道。都心で渋滞にあいました。

昼諏訪を出て2回の休憩こみで、うちについたのは6時でした。

諏訪湖の花火

2012年09月11日 | 信州 松本木曽諏訪


伊那から諏訪湖へ。峠から見た諏訪湖。



八ヶ岳もきれいに見えました。



湖畔を走ります。下諏訪で買い物をしてぐるっとまわって、上諏訪のホテルへ。

その夜、ホテルの窓から花火が見えました。この期間は毎日花火が上がるのだそうです。(8月上旬)









諏訪の夜は涼しくてクーラー消して寝ました。

木曽 奈良井宿

2012年09月07日 | 信州 松本木曽諏訪


道の駅小坂田公園。

塩原に戻って木曽に向かいました。



道の駅木曽ならかわ。工芸品をたくさん売ってましたが高かったです。



道の駅木曽の大橋。ここは建物がなくてこの橋がシンボルです。車をおいて宿場町へ。



奈良井宿の通り。





おそばを食べたお店の中。



五平もちがついてました。



広い店先から見た通り。



道の駅木曽川源流の里きそむら。

長いトンネルを抜けて伊那に出ました。夫の知り合いの人に会うためです。





南アルプスを眺める。とてもきれいな空と風景でした。

松本 暑くて夫婦げんか

2012年09月02日 | 信州 松本木曽諏訪


もう一度あがたの森に来ました。ハトが暑さでへばっています。日陰に入ればいいのにね。



槍ヶ岳が見えましたが、この写真だとよく見えないですね。



王ヶ鼻という山。



旧制高校記念館にももう一度。


このあと暑いのに展望台が見えるから行ってみようと夫が言うので、

やってきたのは小高い丘。ものすごく暑い。





こんな場所でした。展望台は無料で入れました。



王ヶ鼻。



東方向の山々。

せっかく来たけど、ここからは槍ヶ岳が見えないのです。西側の他の山々はよく見えたのですが、

まぶしくて写真がうまく撮れなかった。


それからは暑い車で南へ向かいました。

が、夫は今夜のホテルの名前も場所も覚えていない。

探しているうちに疲れ果てて、やっとたどり着いた。

前の日のホテルより広かったけれど、

夜は夫婦げんかになってしまいました。

ほんとに疲れてしまって、この先ついていけるかわからない。

ところが夫は疲れるってことが理解できない。

炎天下に冷房もつけないで車の中にいたり、

もう私は旅なんか二度とできないと思いましたね。

松本市美術館 草間彌生展

2012年08月29日 | 信州 松本木曽諏訪


次の日、松本駅から見た北アルプス。乗鞍方面。



今日は松本市美術館で草間彌生展を見るのですが、その前に駅前で草間さん仕様のバスを発見。

ナンバーが841でやよいになってます。

去年放送したBSの番組でこのバスを紹介してたのを、帰ってからビデオで再確認しました。



中から草間さんがのぞいていました。

その後車で美術館へ行きましたが、このバスに乗れば良かったかな。



美術館の入り口はすでに水玉模様。



外にある巨大オブジェ。きれいな模様の花です。



ここで夫とは別行動。何せ夫は頭が固いので、現代アートを見るとイライラしてしまうのです。

にしても草間さんに興味を持つ人は、やはり変わっているのかもしれません。

7、8年前東京の近代美術館で見た時は、お客さんはちらほらで女性ばかりでした。


草間さんは松本出身で、今は名誉市民になっています。

この展覧会では撮影してもいいポイントが何か所かありました。









おなじみのかぼちゃ。



この自販機は斬新だなあ。



私もノートに書いてきました。


東京でも見たことのある、灯りが鏡に反射して無限に見えるインスタレーションがあり、とてもきれいでした。

テレビで紹介していた最新作がたくさん見られたので面白かったです。

このひと月前に川崎の岡本太郎美術館に行ったのですが、岡本さんはもう昔の人になってしまい、

今や草間さんくらいしかすごい人はいないんじゃないかと思いました。

安曇野 大王わさび農場 ちひろ美術館

2012年08月25日 | 信州 松本木曽諏訪
自転車乗ってたら、日焼けで腕がヒリヒリしてきました。

お昼はおそばと思ったら、私はなぜか天丼。

そのお店は値段は高いのに味はいまいち。店構えからして怪しい感じで。

店選び失敗しました~。



車に乗り換えて安曇野へ。この日程しんどかったら翌日の予定だったのに、

夫に勧められて根性です。

初日に暑すぎて、この日からおしぼりを凍らせたのと冷蔵庫で冷やした水を持ってました。

車の中が暑すぎて耐えられないのです。ホテルの冷蔵庫様様です。


大王わさび農場。駐車場に着いたら暑いこと!安曇野ってこんなに暑いの~?

黒沢監督の映画に出てきた水車が有名なので来たけど、ボート遊びなんかしていて雰囲気はなし。









せっかくのわさび田もこの暑さじゃね。きっと水の中は涼しいんでしょう。

暑さから逃げるようにまた車に乗っていきます。





ちひろ美術館に着きました。



遠い遠い場所。いわさきちひろさんはこんな自然のある所の出身だったんですね。

それで夢のような絵が描けたのでしょうか。

帰りは天気が悪くなり、雨が降ったりしましたが、松本に帰りました。


ホテルでは素泊まりなので、自分でご飯の用意をします。

スーパーで買った惣菜を食べます。うちからパックのご飯を持ってきていたのに

ご飯がない~と夫は大騒ぎ。車から降ろしてなかったんだろうと探しに行ってもないというのです。

仕方ないのでコンビニで買ってきた。

このご飯は結局次の日車の中で見つかって、何だったんだとあきれました。

暑かったからなのと、ホテルに泊まるのに慣れてなかったのが理由でしょうか。

ふたりともかなり疲れてました。

昨日と同じホテルです。しかしビジネスホテルって狭い。お風呂はユニットバスだし。

こういうホテルが初めての私は、正直悲しかったです。でも車中泊よりはましですね。

松本城 開智学校

2012年08月21日 | 信州 松本木曽諏訪


松本城に着きました。



自転車置いて見物。中は5階建てくらい。行列して急な階段をぐるぐるまわって天守閣に着いたら、

みんなへばって座り込んでいました。階段が危険で中の様子をカメラでとる余裕がなかったです。

堀から見た城の写真も撮れなかった。

自転車だとどんどん通り過ぎ、夫にカメラを持ってもらってたのでシャッターを押すひまがなかったです。

その上かなり暑くてじっくり立ち止まって見ることがなかったのでした。34度でした~。




博物館にあった松本の七夕人形。珍しいです。


風は涼しいけど、日差しが暑い。ここに着いた時もよろよろしました。



開智学校。きれいな校舎ですね。



天使がいますね。



隣りにある司祭館。

松本 古書店青翰堂と北杜夫

2012年08月17日 | 信州 松本木曽諏訪
ビジネスホテルに泊まり、翌日も暑い松本市内を自転車でまわりました。


まず寄ったのが古本屋さんです。青翰堂といってテレビに映ったこともあります。



ここは作家の北杜夫さんが学生時代に何度も通った店で、青春記の中にもエピソードが出てきます。


こんな外観なので目立つ。松本城の近くだし。




お店のご主人に北さんのことを聞いてみると、

ここは北杜夫さんに大変ゆかりのある店で…といろいろなお話を伺うことができたのです。

当時のご主人の息子さんだそうですが、北さんとは同年輩くらいでしょうか。



とても感じのいい方で、松本城の話や、最初店はお茶の水にあったが、空襲で松本に移ったことなどを教えてくれました。

外人は店の中まで来るけれど、日本人は外から覗くだけ、だそうです。

北さんの読者は一度は訪れ、ご主人に声をかけて欲しいなと思ってしまいました。


学生時代欲しい本を買うのにひと苦労した話が青春記にのっています。

戦時中、植物図鑑を買うのにお金の他にお米も要求されて憤慨して、青春記に悪口を書いてしまったが、

本当に欲しい人だけに売るための手段だったことをあとになって知り、(ヤミ屋に横流しされないため)

おわびの文章をのせたという話です。


親父の冗談だったんですよと今のご主人は言ってましたが、

当時の北さんはバンカラでとても汚い姿だったので、疑われてしまったんでしょうね。




店頭には北さんの本がたくさん並んでいました。

北さんは最近も何度もここに来てくださってとご主人。

私もその同じ場所に立って、北さんのお話を聞けて感動でした。




店に木彫りの雷鳥がたくさんあり、すすめられて買いましたが、とてもいい思い出になりました。


マンボウ最後の大バクチという本によると、

北さんは4年前上高地に来た時にこの本屋さんにも立ち寄ったと書かれています。

去年亡くなられてまだ信じられない思いです。

私は北さんにあこがれるあまり世田谷に住んだり、がんで入院した所が、偶然北さんの勤務した病院だったり、

何より鬱になって精神科医に会うのに抵抗感がなかったのは、北さんの本を読んでいたからでした。

これからも北さんの本に励まされながら生きていけます。

松本 あがたの森 旧制松本高校

2012年08月13日 | 信州 松本木曽諏訪
お久しぶりです。毎日暑い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。


更新もあまりしないのに私のつたないブログに来てくださる方がたくさんいらして、

いたずらにシャッターを押しまくっていたことが、無駄ではないことを知り、

生きがいを感じています。

みなさまありがとうございます。これからもよろしく。



今回は松本に行ってきました。

長いこと体調がすぐれず、久しぶりの旅行なので、かなりがんばってきました。



4時間かかって着きました。

着いたら涙が出てしまいました。というのも私は作家の北杜夫さんのファンで、

北さんがあこがれて学校に通った松本に住んでみたいと、若い時真剣に思っていたからです。



松本駅の前では太鼓の音がしていました。



北さんが通った旧制松本高校の跡は、あがたの森公園になっています。



旧制高校の記念館。



昔の校舎って雰囲気がいいですね。





講堂の中。復元されたシャンデリアがいい。



記念館にあった北杜夫さんのコーナー。直筆の色紙があって感動しました。

どくとるマンボウ青春記という本を読めば、北さんが旧制松本高校でどんなことをしてきたのかよくわかります。

私の愛読書の一冊です。





当時の校舎の模型。今も門の前はこんな感じ。



校長室。建物の中がすごく暑かった。昔の学校には冷房なんてなかったですよね。




2年近く泊まりの旅行はしませんでした。

今回はやっと行けたという感じで、まず信州は涼しいというイメージは消え去りました。

千葉よりずっと暑い松本。連日34度でした。

あまり元気でない私には辛く、もっと涼しい時期に行ければ良かったです。

でも念願かなって、素泊まりでホテルに泊まる旅になったので、

冷房の効いた部屋のベッドでゆっくり寝られてうれしかったです。