気まま夫婦ドライブ旅

山とドライブ好きな夫と、
無免許インドアな妻「私」の写真旅日記。
房総半島中心です。

花菖蒲 水郷と香澄公園

2009年06月25日 | 旅行 その他
潮来の菖蒲園に行きました。遠かった。片道80キロ。




ここは人があまりいない休憩所ですが、雰囲気が良かった。





こちらは有名どころなのですが、人が多い上に散漫な感じで川は汚染しているし、

期待したほど感動できなかったです。

花はそれぞれきれいなのですが…。




俗化しすぎている観光地。お年よりはつい集まってしまうのでしょうが、

心の癒しを求めている場合は向かないかも。


かわってこちらは香澄公園です。幕張の近くにあります。

ここはこぢんまりとした庭のようで、マイナーなのに見ごたえがありました。



潮来の写真と色合いが違うのは携帯で撮ったからです。カメラを持たず散歩のつもりで出かけました。

カメラのない時に限って、いい被写体に出会うことってありませんか。

花はそれぞれ名前が違う。





さわやかでした。

子宮がんの予兆について

2009年06月19日 | 健康 通院



不正出血は20代からありました。

生理不順はもういつもでした。ショックなことが多い家庭環境で、

そのたびに不規則になりました。

うつでほとんど何も食べない時期が29才の時10ヶ月ばかりありました。

食べないと生理は来なくなります。


生理痛もすごかった。とくに30代から時々ものすごく痛いことがあり、あれも予兆だったのでしょう。

何度か血のかたまりみたいのが出て、もしかして、これはがんになるのかもと思ったことがあります。


決定的に変わったのが40才から。

生理が何ヶ月も来なくなって、そうかと思うと1週間ごとに来たり。

これが1年続いたので検査に行かなければと本気になったのです。

ある時は生理が終わったはずなのに、出血が突然ドバッとあって怖かったです。

子宮が大きいような、腫れてるような感覚もありました。

もう自分ではどうすることもできないところまで来たという感じ。



その頃煙草をやめた反動で食欲が旺盛になって、肥満気味でした。

煙草も肥満も子宮には良くなかったということでしょう。

おりものの匂いがきつくなったり、イライラしたり。

最初は早い更年期障害だと思ってたのです。



東京に住んでたのですが、区から健診の案内が来てました。それもきっかけ。

実家にいた時は何もない。東京に比べると住むには最悪の環境、待遇。

港で有名とかって行ってても外面がいいだけの田舎でした。


それと夫が健診に詳しい人で、検査に行けとしつこく言ってくれたのです。

婦人科なんて行くこともなかったのに。始めは歯科に行くより勇気が必要だった。

出血の恐怖に後押しされて、私にしてはよく行けたと思います。

静岡お茶と道の駅旅 3日目

2009年06月12日 | 静岡 道の駅旅
ざあざあゴロゴロのあげく、朝になって。

体調が良くなかったせいで落ち込んだ私は洗面するのもふらふら。




明るい時の牧之原SA。富士宮やきそばなんて目もくれずの夫です。

自炊での朝は納豆とみそ汁とご飯のことが多い。車中泊でね。みなさんはどうですか。

ほんとはここのトイレの前の天井にツバメの巣がたくさんあって、

燕尾服が飛び回っていたのです。元気なら絶対写真を撮っていたが…。


夫に励まされながら、隣りの吉田インターから外へ。確か250円ですんだと思います。

大井川に沿っていくと、蓬莱橋という木の橋があります。



長い橋だな~。ギネス記録で世界一長い木の橋で登録されてるとか。

ここを歩くのにはお金を払います。

正直高所恐怖の私は少し歩くとひとりではいられなくなりました。

夫につかまりながら真ん中まで来てひと休み。



夜はライトアップされるらしく、時代考証無視の発光器がおいてある。

大井川の流れもとてもきれい。


ここから少し走った所に島田宿の町並みが保存されています。



社会科では習ってても初めて見ると珍しいものです。

川会所とそばに芭蕉の句碑がありました。



蓮台と人足と。お金があればこれで渡してもらえたのね。そうでない人は肩車とか。




雰囲気のいい木立。





昨日通った新大井川橋。

国道1号で東へ向かい、宇津之谷峠に着きました。お天気もすっかり良くなって。

この道の駅の施設は3ヶ所に分かれてる。スタンプ帳には押す箇所が2つあって全国でも珍しい道の駅だそうです。



スタンプ押しただけで特に印象には残らなかった。



あっち押してUターンしてこっちでも押して。



わき道を進むと空があんなに晴れてきた。竹やぶがみんな金色になってきれい。

この地域は玉露の産地だそうです。



道の駅玉露の里に着きました。ここでお昼を食べることにしました。やっと外食だ。



夫はとろろそば。私はサラダそばです。緑だから茶そばなんでしょう。



名物玉露ソフトです。割と食べやすかった。




晴れた空にただ感動。今までの天気は何だったんだ。



こちらが前からの道の駅で、茶会が開かれる場所です。



庭園にはでっかい鯉がたくさん。怖い顔してるなあ。きれいな茶畑もありました。



安倍川を渡って、どんどん街中へ近づいていくと、



ここも社会科で習ったような。



登呂遺跡です。昔の人の家だ~。立派な家だよね。



どこかの中学生が原始の火起こしに挑戦していた。

海沿いに出ます。



遠くに御前崎が見える。行きたかった~。いちごラインを走っていきます。



こんなにいい天気になって。うれしいな。



三保に着きました。案内板の現在地は大抵指でこすれて見えなくなってる。




変わった松。根性で立ってるね。



これが羽衣の松だ~。初めて見た。上の方がくねっていて天女が降りてきそう。



青い空、青い海。石ころ浜で水がきれいです。



横たわった松。色っぽい?

このあとみやげ屋をひやかして、岬の突端へ。



灯台があったけど、登れなかった。



ここで富士山が見えそうなので待ってました。ついにここまで顔を出してくれた!

良かったね~。

さて夫が親分に挨拶に行くというので、



次郎長の生家にやってきたらもう閉まってました。

黒いスーツのお兄さんが真剣に写真を撮っていた。やはりその筋の人だろうか。

墓参りもと思ったら、そこも閉まってました。縁がないのね。



道の駅めざしてがんばるぞ。 雲もきれいな夕焼け。蒲原付近で虹が見えました。



由比のあたりで富士山がくっきり。わ~。




道の駅富士川楽座に到着。

高速の富士川SA上りとつながってる道の駅です。



拡大画像つき富士山です。クリックしてね。暗い方はガラス越しの写真。展望ラウンジから絶景が見られます。





ミニ富士山。おみやげをここでたくさん買いました。

ご飯を食べて、お風呂をさがして富士川を下ります。

そのあと道の駅富士に行ったらもうしまってた。夫はとにかく行ってみようというので。暗かったので写真撮らなかった。


富士インターから高速に入ります。

東名を走っていくと月の光に照らされた富士山が、暗闇の中にずっと見えていました。



足柄SAに着きました。ここで時間をつぶします。夜中の0時をまたぐと料金が安くなるからだそうです。

そして帰り道。がんがんに高速をぶっとばし、家に着いたのは夜中の2時でした。

無事に帰れただけで私は何も言うことはありません。

子宮がん検査について

2009年06月07日 | 健康 通院



子宮がん検診で最初にやることは細胞診といって、

細い棒状のもので子宮の入り口の頸部をなでるようにして細胞を採ります。

全然痛くないけれど、初めてだったので膣を開くための器具が入ってちょっと怖かった。

しかしこれは子宮頸がんの検査であり、子宮体がんのことはわからないのです。

私の場合はこの検査で擬陽性でレベルⅢa、精密検査をすることになりました。

この時の先生は8割の人は何ともないから安心しなさいと言っていました。

普通の人はこの検査で何ともなければ、あとは定期的に検査を受けていれば大丈夫でしょう。



それにしても頸がんなんて見に覚えがないと、私は内心ずっと憤慨していました。

頸がんになるはずがない、子宮筋腫とか、もしかして体がんかも、その方が条件があっている。

近頃話題になってますが、頸がんはウイルスでなるもので、

体がんの方はあまり知られてないけれど、

子供を産んだことがない人、肥満している人、50~60代の閉経した人がなる率が高いのです。



精密検査をしてくれたのが大学の先生で、

組織診といってかんしか何かで、頸部のあちこちを少しずつはさみ採って調べる検査をしました。

中の状態を目で確認する診断では、見た目には何ともないようだと先生は言いましたが、

翌週結果を聞きにいくと、何だか怪しい雰囲気で、大学病院に来なさいというのです。


頸部は何ともないのに奥から何かが出てきている。ということは。

私は愕然として大学で体がんの検査を受けましたが、

これは子宮口から棒状の器具を子宮の中に入れて組織を採る大変痛い検査でした。

みんな終わるとふらふらになって出てきます。

事前に体がんの検査をするとは聞かされていなかったけれど、

ネットで調べて予習していたので、やはり、という感じでした。


私の場合この検査の結果を聞くまでひと月は間がありました。

MRIの予約がいっぱいでそれが終わるまで待っている状態だったのです。

体の断面を見ればすべてがはっきりする。

私は結果を聞きにいくまで、白黒は半々のつもりで、複雑な心境で毎日をやり過ごしていました。

静岡お茶と道の駅旅 2日目

2009年06月01日 | 静岡 道の駅旅
翌朝の道の駅川根温泉で。ずっと

ざあざあしてます。




今日は休館日だよ。もう一泊できればよかったのになあ。

ここから予定が行き当たりばったりになっていきます。

少し走ったところに大井川鉄道の駅が。



川根温泉笹間渡駅です。花が咲いてていい雰囲気なのに、



じな、ぬくりって変わってる地名だな。  ちょうどいい具合に列車が到着、だけど写真に収めただけ。



大雨なだけに乗りたかった。



国道に沿って走っていくと、 さっきの列車と並走。追い越した~。



川向こうを走っていく列車。                       ねこみたいな鉄塔を発見。



道の駅フォーレなかかわねに着きました。

この写真のような茶畑は、今回の旅では、どこへ行っても見られました。

新緑がきれいだな。ここのお店で川根茶を買いました。


再び北へ北へ走ります。



大井川鉄道の終点、千頭駅のそばに、道の駅音戯の郷がありました。

物産店はやってましたが、オルゴールが聞ける施設はお休み。



エンストしたらボタンを押すと書いてあるふみきりでうろうろしてたら、トロッコ列車がやってきた。



赤くてかわいいね。

今後どうするのかなかなか決まらず、とりあえず駅構内を見学することにしました。




とまってる列車の中を撮影。                                  でっかいきのこが置いてあった。



わ~い、汽車が到着したよ。お客さんがたくさん降りていきました。



中は昭和初期の雰囲気。一駅だけでも乗ったらいいと夫が言っててくれたのにな。



煙がすごいけど、汽笛には哀愁があります。  信号もかわいい赤青めがね。



これは隣接するSL記念館の中にあったミニ汽車とプレートです。



お昼は食堂でエビピラフにしました。すごくおいしかった。



このあとどうするのか。夫としては車を置いていき、トロッコ列車で終点まで行って、またここまで戻ってくるつもりでいたのですが、

時間がかなりかかるし天気がそうとう悪いので、このまま帰ろうという気になってたようです。

そこを私は終点にある井川ダムというのを見たいと押しに押して、

ついに出発することにしました。



大井川鉄道井川線というのはトロッコ列車で、一部が日本で唯一のアプト式鉄道なのです。

私だって乗りたかったよ~。雨だし時間はないしでせめて車ででも見たい。

もう二度と来れないだろうし。

それから山の中へ進んでいきましたが、道は舗装しててきれいなので雨でも行ける感じでした。

つり橋のたくさんある地域なのですが、私は怖いのでお断り。晴れたら強引に渡らせられたかも。



ここがアプト区間です。すごい傾斜です。



この長島ダムができた時、かつての路線が水没することになって、

路線を変えたためにこの区間だけ標高差が激しくなってアプト式にしたんだそうです。


このあと絶景ポイントがありましたが、まずは前進。

接阻峡温泉というのを横目で見ながらぐんぐん登ると、急に道は林道になってしまい、

雨はざあざあしているし、舗装はしているものの、すでに落石があちこちに。

石がごろごろしていて、直撃してたらと思うと怖いのなんの。

それでも夫は車を進めてくれて、井川線の終点、井川駅の近くまで来ました。



これは引込み線ですが、駅の写真は撮れませんでした。

ここも道路の整備中で、時間によっては進入できなかったかも。


ちょっと進んだ所に井川ダムがありました。





井川湖。青い水が神秘的。                   ダムの内部は空洞になってる。すごいなあ。ここはダムの記念施設。



夫が何だか早く帰りたがり、名残惜しく引き替えすことにしたら、さっきの道は通れず、

湖面に沿って回り道。ほんとはここの奥に集落があったのですが、寄らずに帰ってしまった。

このダムも最奥ではなく、上流にもダムがたくさんあるらしい。行ってみたかったなあ。無理だけど。

さっきとは違う楽な道を通り、絶景ポイントに戻りました。



下に見えるのがトロッコ列車の奥大井湖上駅です。赤いのはレインボーブリッジというそうです。

なかなかきれいな緑と赤のコントラスト。



↑この写真をクリックすると、拡大画像が見られます。

雲が低く浮かんでいてきれいです。ずっとたたずんでいたら、オオルリの鳴き声が聞こえて感動。

無理して来てみて良かった。





長島ダムへ戻り、ダムサイトを見下ろす。             噴水がきれい。



どおどお音を立てながら放水している。雨量がすごいもんね。しぶき橋というのが水の上にある。通ると濡れるらしいです。



噴水に気をとられてるうちにトロッコが急坂を登ってきた。画面暗いな。



長島ダム駅。機関車二台に押されて、ここで切り離し、機関車は待機してました。



さあ帰ろうということになり、途中どこだかで、分岐のポールに激突しそうになった。私は吹っ飛ぶところでした。


何とか無事に千頭駅まで戻り、大井川を再び下って行きます。行きとは違う県道沿いをゆったり。

しかしずっと雨は降り続き、下流のダムの放水もすごい。


やっとやっと島田市内に着きました。



新大井川橋です。昔の鉄橋だ。

このあと買出しをして、金谷をまわって牧之原台地を進み日帰り湯へ。

その頃にはへとへと。

どこに泊まるか決めてない。夫は道の駅掛川に行くとは言ってたものの、

疲れきって近くのインターから高速に入ってしまった。



牧之原SA。ここが今晩のお宿になりました。

ご飯の準備も雨の中。ざあざあどころじゃなくて豪雨になってきた。

もうズボンが濡れて体が冷えてきた。

すごい雨だよ。夜中は。車の屋根にあたる雨の音がうるさいくらいでした。