或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

買ってはいけない?

2005年10月15日 | ハンガリー語
ハンガリーにきて、「さて困った、まずは辞書だ」と思っていたとします。

郊外型大規模スーパー内にある書籍スペースで、「ハンガリー語・日本語辞典」
「日本語・ハンガリー語辞典」と書いてあるのを見たら買ってしまいそう?
買ってはいけません。個人的見解として、あまり洗練されていない内容で
基本がハンガリー人向につくられているためシックリこないことうけあいます。
しかも、高額!ポケット辞書で1冊14,000Ft(約7000円)。日ハ・ハ日2冊
揃えれば28,000Ft(約1万4千円)です。

ちなみに私のオススメは旅行者向けに出されている、英語・ハンガリー語、
ハンガリー語・英語辞典。1冊で両方が引けるうえ、厳選された内容で
持ち運びもラク。英語話者むけの発音記号がついており、ハンガリー語を
どうやって発話したらいいのか良く分かります。そして、同じポケット辞典
なのに1,990Ft(約千円)、この価格差、そして使い勝手のよさ。

つい母国語対応の辞書を発見したら飛びつきたくなりますが、落ち着いて。
不特定多数の外国人向けに考えて作られた辞書は、何度も改訂もされて
より使いやすくなることを考えても、こちらをオススメします。(写真右)

ポケット版ではなく中型辞典で英・ハ、ハ・英両方揃えたい方には、ハンガリー
の学生が英語を学ぶときに使うために作られたものが見やすいでしょう。

ハンガリーで売られている辞書の出版社は全てAKADEMIAI KIADOの印象があるので
買うときはタイトルで購入して。
Magay Tamas-Kiss Laszlo MAGYAR-ANGOL DIAK SZOTAR
(注:発音記号がついて本当はdiák szótárを大文字にしたつづり)

昨日に続いて、少し解説するとdiákが「学生」、szóが「単語」、tárが「集」と
いう意味。ちなみに図書館はkönyvtár。Könyvが「本」、tárは「集」で「本の
集まった場所」というわけです。

まるで漢字のように、それぞれの単語が重なって一つ一つの単語と成っており、
本当に親しみやすいですね。



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