或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

残念、不評だったフェア。

2006年10月29日 | ハンガリー(日常)
先日紹介した、日本で行われていたハンガリーフェア。どんなもようだったか
報告を楽しみにしていました。

このほど、「ハンガリーに住んでいたこーいちくんのブログ」にて感想を
読ませていただきましたが、なんとも不評。

読後に思ったことは、ブダペストに住んでいるから当たり前のように
いつでもグヤーシュやハラスレーが飲めるんだということ。

店によって違うスープの色、辛さ、塩加減、肉と野菜の分量など、
居合わせた人と「どこそこレストランのグヤーシュはどうだった」
「ああだった」という話に興じられる幸せを思いました。

そして滞在が長くなるにつれハンガリーで外食すると感じるしょっぱさ、
油っぽさにもすっかり慣れてしまったけれど、日本に戻れば淡白な味付け
でも新鮮な具材の味がわかる繊細な舌も戻るんでしょうね。

するとハンガリー料理の味が一気に何処か遠くの田舎料理のように感じ
ることなのでしょう・・・ご当地料理はご当地で食べるから美味しい
ということなら、いまのうちに楽しまなきゃ。

それに刺繍や木工などの工芸品やワインやグースリバーといった特産品は
いまココに住んでいる間に気に入ったものは「いつでも買える」と思わず
今だから買えると思って楽しまなくては損だと思い始めました。

年々物価も上がっているし、そのうえ日本に帰ったら「あんな手の込んだ
刺繍の大判のテーブルクロスなんて、2度と買えない」と感じること
間違いなしなんだろうなぁ・・・と思いました。

普段はめげることも多いし、無いこと、困ることなどが頭を駆け巡りがち
だけれどハンガリーのよいとこも今の内に満喫しておきたいですね。


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5 コメント

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Unknown (ハンガリー娘)
2006-10-30 20:27:01
うんうん、そうだよね~。

日本に帰国する前には...といつも、後伸ばしにしている私。

年々、確かに、物価もあがってきているし、物価というか、税金が今年からあがったので、物価も高くしないと、追いつかないんだろうなぁ~。

私も、気にいったものを少しずつ、購入しておこう。でも、何故か、住んでいると、

お金を渋る傾向があって。笑

グヤーシュも、どこが美味しいか、いろいろとチャレンジしてみよう。
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Unknown (piglet)
2006-10-30 23:17:51
こんにちは。

日本から昨夜戻りました☆

ハンガリーフェア、残念だったんですね。

私は、実家で一度グヤーシュを作りましたが、「本物の」グヤーシュを知らない親や妹は「美味しい」と言ってくれました。

確かに、ハンガリーに住んでいると、味の濃さに慣れてくる感じはしますね。



それから、ハンガリーの名産品、少しずつ集めないと帰国時に、大変なことになりそうですね。



私は、ワインと刺繍は時々買っていますが、(家の近くに刺繍をお願いしているお家があるんです)ワインは飲んでしまい、刺繍はお土産にあげてしまい・・・といった状態ですね。ヘレンドも買っておきたいですね。
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同じです (budapestlife)
2006-10-31 18:39:16
ハンガリー娘さん
そうそう、お金渋っちゃいます。(笑)帰国前に買うから、自分の分はいいやってなります。古きよき欧州のカフェ文化を感じさせるカフェは探さなくてもあって、どこもステキです。それにレストランも、大抵はテーブルクロスがかけてあって、ちゃんと飲み物にはじまり、サラダ・スープものからメイン、デザート&コーヒーという順序に終わる。高級レストランでなくてもユックリ食べて休んで良いムードも欧州ならでは。(日本は食べたらさっさと帰って欲しい場合が多いですよね)楽しみたいところですね。

pigletさん
お帰りなさい。まだ眠いのでは?早速のコメント有難うございます。ハンガリーフェア、こうさんの感想を読むに期待したほど気持ちよく感じなかったようです。
グヤーシュ、好評でよかったですね。
ワインは飲んでしまい、、、これは良いことだと思います!美味しいうちに飲む、そして好きな味を探しておくというのもオツではないですか!刺繍、分かります。まぁまた買えるし、となりますよね。近所で直接刺繍をお願いしてるんですか?すごい・・・製作現場を拝見してみたいものです・・・(憧れなんです)
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ハンガリーフェア (aladar)
2006-11-01 07:36:31
アムステルダムで日本フェアをやってたみたいですね(引き続き福井フェア開催?)。普段、強い郷愁を感じない私でも、ウィーンくらいの距離だったら多分行ってたと思います。
多少お高くても、日本料理や食材を求めてしまう私たちと同様に、在日本のハンガリーの方々も祖国を偲び、フェアを楽しまれたのではないでしょうか?(口に合うかはともかく…)

そういう私は、いわゆるハンガリー料理を試したことがないのですが(気付かなかっただけでどこかで食べてるかも)、グヤーシュはともかく、ハラースレーは、一生口にすることはないような気がします。
大型スーパーなどで、狭い水槽にこれでもかと放り込まれた「奴ら」を初めて見たときは、かなり衝撃的でした。あのギラギラした目と魚体。魚料理は大好きなのですが、奴らの貪欲な生命力を目の当たりにすると、私の食欲はしゅるしゅると減退していきます。みなさんは平気ですか?

料理はさておき、ワインやフォアグラ(もちろん加工品)はお手軽なので普通に食しています。陶器や刺繍ものは、気に入って且つ値段が折り合えば、是非とも購入したいです。テーブルクロスはちょっと無理でも、センタークロスくらいなら買えるかも。
ところで刺繍ものは洗ってもいいのでしょうか?以前頂いたコースターは洗濯機でがらがら洗っていましたが。(ハンガリー土産だったことに最近気付きました…)
でもイチオシは、ハンガリー娘さんオススメの小銭入れでしょうか。めちゃかわいいです。自分用に絶対ゲットします!
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いろいろ (budapestlife)
2006-11-02 17:25:03
ハンガリー料理は、昔ながらのご馳走風(高カロリー高脂質コッテリ味)なので、スープすらメイン料理に感じられる味わい。美味しいんですよ。ただ、日本人の身体には少々重く感じられるだけで。まぁこの辺は好みの話ですが。私は、ハラスレー一度だけ飲みましたが、懐かしい日本の糟汁ような味がして驚きました。すーごくしょっぱいけれど、うんと寒い寒い日に食べたので身体に染み渡るような温かさでした。
おっしゃるように、ハンガリーフェア。ハンガリー人は楽しんでいたかもしれないですね。母国からシェフが来てるとあれば尚更・・・あんまり残念がらなくてもいいですね。なるほど!
刺繍は色々ありますし、詳しくないので正確なお答えはできません。自分はどうしているかといえば、コットンの白無地にコーナーと中央にシンプルに図柄を刺繍したものでダイニングテーブル周りのモノなら有る程度せんたくに耐えるだろうと。ネットに入れてウール用の弱洗いにしていました。糊付けは苦手なので、完全に乾く前にサッとアイロンをあてておしまい。この洗い方だとシミは取れないので、無粋だけど本当はビニルマットの下に敷いて楽しんだほうがいいのかなぁ・・・?
一押しとおっしゃっているのはフォルクロア店で売っている刺繍ではなく、プティポワンのことでしょうね。気に入ったものが買えるといいですね。
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